% 表題 gtool/agcm5 の Windows95 への移植 (技術ノート) % 履歴 % 1999-07-07 豊田英司 ■ 利用環境 - DEC Digital Visual Fortran - Borland make - ActiveWare の perl - DCL on Windows Makefile は多少の変更で nmake で使えるようになるのかもしれないが不明. ■ 移植法概説 - Makefile はひたすら書き換える # ディレクトリ区切り / -> \ # *.o -> *.obj # *.f -> *.for # sh の for で記述しているサブディレクトリループは # command.com を利用するように変更 - cpp は存在しないので perl で作った (fpp.pl) - df コンパイラには /real-size:64 オプションをつけた - その他細かい問題を修正しまくる ■ 利用概説 何も持たないユーザが持っていくべきファイルは AGCM-TRY.EXE, GT3-TRY.EXE, NAMELIST.TXT である. GT3-TRY.EXE の描画プログラムを使う場合は DCL on Windows を 先にインストールすべきである。 ■ 利用上の注意 gtool は軸ファイルディレクトリを D:\dennou\lib\gt3 として コンパイルしてある。不都合な場合は GTAXDIR 環境変数で 設定されたい. gtool3/sample のコマンドライン引数解析ルーチンでは オプション名区切りの ':' を ';' に変更している。 たとえば out:filename は out;filename に書き換えて使用されたい。 ただし -sw:lalt=t などはそのままである。 AGCM5 では機種依存初期化ルーチンでカレントディレクトリに 'namelist.txt' ファイルが存在する場合これを 標準出力の代わりに開くようにした。 Windows ではリダイレクトがやりにくいための措置である。