豊田英司
新出尚之氏の Unix like tools は ls のようなコマンドを MS-DOS で実行できるようにするものである。Windows 95で採用された長いファイル名に対応しており、洋ものソフトと違って日本語の対応もしっかりしているところが特徴である。
ftp://ftp.ics.nara-wu.ac.jp/pub/nide/dosutils/ である。このサイトは匿名ftpのパスワードチェックが厳しいのでMicrosoft Internet Explorer では見ることができないことに注意されたい。
なお下記のインストール手順を実行するスクリプト install.pl を用意した。
1.
バイナリパッケージ(最新版は
uxtl411a.tgz)
を取得する。
2. 空のディレクトリに移動してgzip 機能つきのtarで展開する。本体ディレクトリ(たとえば uxtl411a)と新出氏編纂の受動喫煙に関するドキュメントのディレクトリ(appeal)が現れる。
3. appeal ディレクトリの中身を読みたかったら読む。
4. プログラムファイル置き場を決める。たとえば C:\HOME\BINのようなものをユーザで作成し C:\AUTOEXEC.BAT で SET PATH=C:\HOME\BIN;%PATH% のように記述してパスを通しておく。
5.
uxtl411a/bin ディレクトリの中身をパスがとおったディレクトリに移動する。
> CHDIR uxtl411a\bin
> MOVE scripts\* C:\HOME\BIN
> RMDIR scripts
> MOVE * C:\HOME\BIN
6. マニュアルの置き場を決める。たとえば C:\HOME\MAN のようなものをユーザで作成し C:\AUTOEXEC.BAT で SET MANPATH=C:\HOME\MAN のように指定する。
7.
マニュアルをインストールする。
> CHDIR ..\man
> MOVE scripts\* C:\HOME\BIN
> RMDIR scripts
> MOVE * C:\HOME\BIN
8.
残りのファイルは特に動作に不可欠というわけではないので消す。
> CHDIR ..\..
> DELTREE appeal
> DELTREE uxtl411a
last update: 平成11年8月12日(木)