次に 2 次の中心差分スキームを用いて計算を行なった. スキームは,
ただしここでの は
である. 時間方向には同様に修正オイラー法を用いて計算した. ただし時間 格子間隔を として計算すると計算不安定を起こしてしまっ たので, ここでは とした. また壁での波の反射を抑える ため 壁際の 1 グリッドでは の 1 次に比例した減衰(減衰係数は 5 )を加えてある.
1 回転後(1256ステップ)と 3 回転後(3768ステップ)後の結果 をFig.4とFig.5にそれぞれ示す. 中心差分では初期 分布の形状はそれなりに維持されるが, 進行方向の後側に波が発生しそれに 伴い負の値が生じていることがわかる.