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Gfdnavi を Mac OS X で動かす

確認した環境は以下のとおり:


  1. Mac OS X 開発環境のインストール (X11, Xcode)
  2. Finkのインストール
  3. Ruby のインストール
  4. 電脳Ruby製品のインストール
  5. Gfdnaviのインストール

Mac OS X 開発環境のインストール (X11, Xcode)

ターミナルの設定

X11Userのインストール

Xcodeのインストール(X11 SDK, gccが含まれています)

Finkのインストール

Fink とは, Mac OS X で UNIX環境を整備するための仕組みです.

基本的には, Debian GNU/Linux と同じで, debパッケージをインストールします. パッケージ管理は dpkg コマンドでおこない, インターフェースとしてdselect や apt が用意されています.

Fink では, finkコマンドを使って, ソースを取得して自ホストでコンパイルしてdebパッケージを作成し, それをインストールすることができます. 多くの場合, この方法でインストールすることになるでしょう.

Fink 導入パッケージのインストール

<URL:http://fink.sourceforge.net/download/index.php?phpLang=ja>からバイナリインストーラをダウンロードし, インストールします.

Finkパッケージのアップデート

unstable パッケージもインストールできるように設定します. (新しいバージョンは unstable にしかない場合がほとんどなので, そうしないと使いにくいです)

そのうえで, 現在インストールされているパッケージのアップデートをおこないます.

Ruby のインストール

Mac OS X には最初から Ruby が入っていますが, readlineがリンクされておらず対話的に使いにくいなど, 問題があります.

そこで, ここでは Fink で Ruby をインストールします.

となれば, オッケーです. Fink のほうが優先されてます(最初から入っている Ruby は /usr/bin/ruby です).

同じようにして, 必要なソフトウェアがあればインストールしましょう. ただし, コンパイルにはそれなりの時間がかかります :-(

電脳Ruby製品のインストール

岩前さんのFinkパッケージ<URL:http://www-aos.eps.s.u-tokyo.ac.jp/~iwamae/FinkDennou/>を使って, 電脳Ruby製品をインストールします.

Gfdnavi を使うためのライブラリがインストールされればよいので, ここでは, GPhys のインストールをします. そうすると依存するパッケージも一緒にインストールされることになります.

Gfdnaviのインストール

Gfdnaviのチュートリアルにしたがってすすめてください. ここではポイントだけ解説します.


davis Group / GFD Dennou Staff dcstaff@gfd-dennou.org
Last Updated: 2007/02/27 (神代 剛), Since: 2007/02/27 (神代 剛)