DCLaf90 インストールガイド

インストール

  1. ダウンロードした圧縮ファイルを解凍・展開.
  2. 展開されたディレクトリ内に移動し, Mkinclude, Makefile という 名称のファイルが存在することを確認.
  3. 基本的には, LIBDIR にライブラリがインストールされる. (デフォルトでは, インストールディレクトリとして, 各ユーザの ホーム直下の "usr/local/{lib,include}" 以下にインストールされる) したがって, Mkinclude 内の "FC", "ISTDIR" を各自にあった設定に 書き直す. デフォルトで構わないなら, そのまま実行. (LIBDIR, INCDIR も必要に応じて書き換え) 本ライブラリは一部 libstpk_f90 にも依存するので, libstpk_f90 が インストールされていない場合は事前にインストールしておくこと. また, gfortran でエンディアン指定を行う場合, DCL の方も 同一エンディアンでインストールしないとエラーが出る可能性がある.

    gfortran で 1 行文字数制限に関するエラーが出るときは, コンパイルオプションとして "-ffree-line-length-none" を追加すればよい.

  4. 設定が終われば, Mkinclude と同じディレクトリで以下のコマンドを実行.

    $ make
  5. LIB_DIR 内に, 以下のライブラリファイルが作成されていることを確認.

    libdclaf90.a

以上で, インストールは完了.

  • 生成されたファイルを消去するには, Mkinclude と同じディレクトリで, 以下のコマンドを実行.

    $ make clean

アンインストール

  • インストールされたライブラリファイルを消去するには, ISTDIR で設定した ディレクトリに移動し, 当該ファイルを rm で消去すれば, アンインストールは完了.


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