DCL:GRPH2:USPACK : オートスケーリングルーチン:基本構造
       CALL GROPN(IWS)    ! デバイスオープン
       CALL GRFRM         ! フレームを用意
       CALL GRSTRN(ITR)   ! 変換関数番号の指定 (省略可, 省略値 1)
       CALL USSTTL(....)  ! タイトル設定 (省略可)
       CALL USGRPH(N,X,Y) ! グラフ描画
       CALL GRCLS         ! デバイスのクローズ
   
   
GRFRM と USGRPH の間で,    
変換関数に関するパラメタを GRPACK や SGPACK で設定したり,    
その他のパラメタを USpSETにより設定することができる.    
また, USSTTL により座標軸のタイトルなどを指定することもできる.    
   
 
   
これらのルーチンは, とにかく簡便にデータをグラフ化するには便利である. しかし, 複数の折れ線を一つの図に入れたり, 他のパッケージと組み合わせて使うなどの応用をするには スケーリング・ルーチンと座標軸ルーチンを直接使う方がよい. 上記のプログラムをこれらの基本的なルーチンを使って書き直すと 次のようになる.
 
       CALL GROPN(IWS)    ! デバイスをオープン
       CALL GRFRM         ! フレームを用意
       CALL GRSTRN(ITR)   ! 変換関数番号の指定 (省略可)
       CALL USSPNT(N,X,Y) ! データ範囲の指定
       CALL USPFIT        ! 変換関数パラメタ設定
       CALL GRSTRF        ! 変換関数確定
       CALL USSTTL(....)  ! タイトル設定 (省略可)
       CALL USDAXS        ! 座標軸描画
       CALL UULIN (N,X,Y) ! 折れ線描画
       CALL GRCLS         ! デバイスのクローズ