4.3.8 SHTW2S

1.
機能
スペクトル正変換の後半部分であるルジャンドル正変換を行う.

2.
定義
ISW=0の場合, 通常のルジャンドル正変換;

(4.29)

を行う.

ISW=1の場合, 緯度微分のルジャンドル正変換;

(4.30)

を行う.

ISW=-1の場合, 経度微分のルジャンドル正変換;

(4.31)

を行う.

3.
呼び出し方法
SHTW2S(MM,JM,ISW,W,S,WORK)

4.
パラメーターの説明
MM (I) 入力. 切断波数(M).
JM (I) 入力. 南北分割数の1/2(J)
ISW (I) 入力. 変換の種類の指定(上記定義を参照)
W (R) 入力. ウエーブデータ (長さおよび並び方は SHTS2Wを参照).
S (R) 出力. スペクトルデータ (長さおよび並び方は SHTNMLを参照).
WORK (R) SHTINTで初期化された作業領域.

5.
備考
(a)
ISW=0の場合, ウエーブデータWSHTS2WISW=0 として作成されたものである場合には, 上記の積分がaliasingなしに完全に評 価される.
(b)
ISW±1の場合, ウエーブデータWSHTS2WISW=±1として作成されたものである場合には, 上記の積分がaliasingなしに完全に評価される.