4.3.20 SHTWGJ

1.
機能
スペクトル逆変換の後半部分であるフーリエ逆変換を 一つの緯度円上のウエーブデータに対して 指定された波数区間のみについて行う.

2.
定義
一つの緯度円上φj において, ウエーブデータ Wm(φj) から グリッドデータ G(λ,φ) への変換を指定された M1 |m| M2の波数範囲のみについて行う. 変換式はSHTW2Gを参照.

3.
呼び出し方法
SHTWGJ(MM,IM,M1,M2,WJ,GJ,WORK)

4.
パラメーターの説明
MM (I) 入力. 切断波数(M).
IM (I) 入力. 東西分割数の1/2(I).
M1 (I) 入力. 変換する波数区間の最小値(上記定義を参照).
M2 (I) 入力. 変換する波数区間の最大値(上記定義を参照).
WJ (R) 入力. Wm(φj) (長さおよび並び方は SHTSWJを参照).
GJ (R) 出力. グリッドデータ. 長さ 2*IM+1の配列(並び方は備考を参照).
WORK (R) SHTINTで初期化された作業領域.

5.
備考
(a)
GJ(-IM:IM)と宣言しておけば, GJ(I)には Gij) が格納される.