DCL:GRPH1:SWPACK : 機種依存ルーチン:各種データベース
色番号と実際の色を対応づけるデータファイルであって,
内部変数 'CLRMAP' が示すファイルである.
ファイル名には機種を区別する拡張子を付けることができる.
たとえば, 標準ライブラリにおいては, X 用として .x11,
PS 用として .psx のサフィックスをつけると,
それらが優先的に検索される.
色番号0はバックグラウンドカラーを指定するもので,
それ以外はICLIDX (7.4.1参照)に対応する.
色はRGBの強さで指定されており, 値の範囲は0から65535 (16bit)である.
機種によってはこれだけの階調が表現できない場合もあるが,
SWPACKがこの形式のファイルを読んで適当な階調に読み変える.
したがって, 異なるシステムでもこのファイルはそのまま有効になる
(ようにSWPACKを書かなければならない).
色番号と実際の色はシステムによって異なるが, 色番号1から5までは, 標準的に次の様な対応になっている.
色番号 | 色 |
1 | 白または黒 |
2 | 赤 |
3 | 緑 |
4 | 青 |
5 | 黄 |
(色番号2から4までは RGB の順番である.)