2008/07/30 の dcmodel ネットミーティングのメモ書き

参加者

  • 神戸
    • 高橋 芳幸, 森川 靖大, 佐々木洋平, 納多哲史, 林祥介
  • 北大
    • 石渡 正樹, 山下 達也, 小高 正嗣, 徳永 義哉
  • 九州大学

    • 中島 健介, 杉山 耕一朗

    (順不同, 敬称略)

次回日程

  • 日時
    • 08 月 06 日(水) 14:00 - 18:00
  • 場所
    • 神戸大 : 自然科学 3 号館 508
    • 北大 : 理学部 8 号館コスモスタジオ
    • 九大 : 理学部 3 号館 3605
    • 国立天文台 : 杉山居室

gt4f90io

  • モデル出力用インターフェース gt4_historyauto を作成し,

    gt4f90io バージョン 20080729 としてリリース.
    • <URL:http://www.gfd-dennou.org/library/gtool4/gt4f90io.htm> を参照
    • Debian パッケージは作成中
    • 作成した手続きは以下の通り
      • HistoryAutoCreate : HistoryCreate のラッパ
      • HistoryAutoAddAttr: HistoryAdd のラッパ (属性用)
      • HistoryAutoAddWeight: HistoryAdd のラッパ (座標重み用)
      • HistoryAutoAddVariable: HistoryAdd のラッパ (変数用)
      • HistoryAutoPut: HistoryPut のラッパ (変数用)
      • HistoryAutoPutAxis: HistoryPut のラッパ (軸変数用)
      • HistoryAutoProgress: 時刻進行
      • HistoryAutoClose: HistoryClose のラッパ
  • gt4_historyauto の実行テスト
    • dcpam5 に組み込んで以下の計算を行ったところ, 入出力部分にかかる 計算時間の全計算時間に対する割合はおよそ 8 % だった
      • Δt : 30 分
      • 出力間隔 : 1 日 (48 ステップに一回出力)
      • 計算時間 : 100 日 (4800 ステップ)
      • 解像度 : T42L16
      • 出力変数の数: 14 (128x64x16), 2 (128x64)
      • 計算実行環境: NEC SX? + sxf90
  • gt4_historyauto に対するコメント
    • 時刻を gt4_historyauto で管理しているのが気になる.
      • 現状では HistoryAutoProgress でモデルの時刻を gt4f90io に渡し, 出力のタイミングは gt4_historyauto 側で判断している
      • 出力のタイミングはモデルが判断し, I/O サブルーチンは call されたときに出力する, としたほうがよいのではないか?
    • I/O ライブラリが持つべき部分とモデルが持つ部分との切り分けは 難しい問題だ
  • ToDo
    • とりあえず, gt4f90io は現状で固定
    • 各人で gt4_historyauto モジュールを眺めて, I/O ライブラリが持つべき 部分とモデルが持つ部分との切り分け方法を検討してみる

deepconv/arare

  • 火星の主成分凝結計算を開始 (山下)
    • 北守さんが用いた arare3 のソースコードを用いて, 北守さんが修論で行った計算を再度実行してみた.
      • コンパイラは Fujitsu ffc および Intel fortran
        • 過去の北守さんの計算は Fujitsu ffc
        • これまでの山下さんの計算は Intel fortran
      • 結果: 北守さんの計算結果を完全に再現できない
        • 山下さんが行った Fujitsu ffc と Intel fortran の 計算結果どうしは一致している
  • ToDo
    • 今後は arare4 を用いた計算に移行
    • 北守さんの行った主成分凝結過程のチェックを arare4 で 一通り行う

dcmodel meeting に関して.

  • 毎回 4 時間ミーティングはつらいので, ミーティング時間を短縮できる ように工夫する.