2008/09/03 の dcmodel ネットミーティングのメモ書き

参加者

  • 神戸
    • 高橋 芳幸, 森川 靖大, 西澤 誠也, 佐々木 洋平, 竹広 真一
  • 北大
    • 石渡 正樹, 山下 達也, 小高 正嗣, 徳永義哉
  • 九大
    • 中島 健介

次回日程

  • 日時
    • 9 月10 日(火) 14:00 - 16:00
  • 場所
    • 神戸大 : 自然科学 3 号館 508
    • 北大 : 理学部 8 号館コスモスタジオ
    • 九大 : 理学部 3 号館 3605
    • (国立天文台 : 杉山居室)

天文台モデルミーティングで決めたスケジュールおさらい

  • 〜09/20
    • gtool5 のリリース
      • c_date の改良
      • gt4_historyauto の改良 (gtool_historyauto とする)
      • gtool プロジェクト web ページの整理

deepconv

  • 主成分凝結対流計算 (山下)
    • arare4 コードによる計算と arare3 コードのよる計算の比較
      • どうやら力学過程 (音波計算?) のコーディングに違いがあるらしい ことがわかった.
      • とりあえず終了, 次の計算にすすむ.
  • arare.f90 (2D 微量成分凝結版) のバグ
    • 凝結成分の移流拡散計算の後, 境界条件が適用される前に 穴埋めプログラム (fillnagative.f90) が call されている
    • 領域の端の格子点では, のりしろ領域に正しい値が代入される 前に穴埋めが実行されてしまう.
    • 領域分割した並列計算を行うことで, この誤りに気が付いた.
  • Cray XT4 での並列計算のテスト
    • 木星計算
      • 8CPU 並列
      • 1CPU あたり格子点数 16x150
      • 時間ステップ数 62500 ステップ (長い時間ステップで)
    • 実行性能解析
      • 約 3G FLOPS
    • ヒストリファイル, リスタートファイルともにノード毎に出力
      • できればヒストリファイルは 1 ファイルで出力して欲しい (高橋コメント)
        • そのためには gtool5 で並列 I/O 用の手続きを用意すべきかもしれない
  • arare4 のソースコード修正点リスト
    • arare4 の 1 ステップ目の計算で Asselin フィルターを取り除く
      • とりあえず if 文で回避
    • 穴埋めプログラム (fillnagative.f90) を call する前に, 境界条件を 適用する

来春の研究会について

  • ruby チュートリアルのような model チュートリアルセミナーを 開催する
  • 時期は, 惑星大気研究会の合宿セミナーの前後