2010/04/28 の dcmodel ネットミーティングのメモ書き
参加者
- 北大
- 石渡 正樹, 杉山 耕一朗, 山下 達也, 馬場 健聡
- 神戸大
- 林 祥介, 高橋 芳幸, 西澤 誠也, 納多 哲史, 北野 太朗, 今関 翔, 島津 通, 井谷 優花, 黒田 美紀, 河合 佑太
- 九州大
- 中島 健介
次回日程
- 日時
- 05 月 12 日(水) 14:00 - 18:00
- 場所
- 神戸大: 自然科学 3 号館 508
- 北大 : 理学部 8 号館コスモスタジオ
- 九大 : 理学部 3 号館 3605
dcmodel 関連春の学会スケジュール
- 05/23 11:30--12:30 気象学会 (山下)
- 05/23 17:15--18:45 連合大会 (山下)
- 05/23 連合大会 (高橋)
- 05/25 連合大会 (納多)
- 05/26 気象学会 (納多)
- 05/27 連合大会 (杉山)
- 06/23 WPGM (杉山, 山下, 納多)
dcpam で同期回転惑星条件における太陽定数増大実験
鉛直フィルターに関する検討
- フィルターは鉛直方向に温度の移動平均を取るようなことをやっている
- 鉛直フィルターを入れるといつも温度が上がる
- 鉛直温度分布がギザギザ
- 太陽直下点における鉛直温度分布は特にギザギザ
- いくつか絵を描いて要アップ
- フィルターが何をやっているか確認
- 今使っているフィルターは \rho c_p T の鉛直積分は保存するようになっている
- 位置エネルギーの鉛直積分も保存するようになっている
- このフィルターを何度もかけると, \rho c_p T と位置エネルギーの鉛直積分は保存する形で, 温度は鉛直方向に一様な状態に近づいていくと想像される
- なので, フィルターをかけたほうが上層の温度が上がるように思われるので, 今の結果は奇妙である
- タイムステップが長すぎるので, 鉛直方向のフラックスが結果的に大きすぎる事になってしまっているのではないか?タイムステップを細かくした計算をやってみれば, すぐにわかるはず(林予想)
- 石渡の怪しげな記憶によれば, AGCM5 の時にタイムステップを細かくしても結果は変わらなかった気がする. dcpam でちゃんと確認する必要ある
- タイムステップを細かくした 50 日くらい積分で確認できるだろう
高橋(芳)からの報告
- 質量補正をしてみた
- ps の値をいじって, 大気総質量を調整
- QMix の値をいじって, 凝結成分総量を調整
- netcdf API を使うサブルーチンを追加
arare5 の定式化チェック
- Clausius-Clapeyron の導出
- 大きな過飽和が実現される際, どれほど良い近似となるのか要調査
- エンタルピーの導出で添え字 i に入るべき文字を陽に書いておく
- 比〜の量は小文字で表現する
- 脚注で式の参考文献を書く
- 途中で時間切れになってしまったので続きは各自確認.