2010/07/21 の dcmodel ネットミーティングのメモ書き
参加者
- 北大
- 石渡 正樹, 杉山 耕一郎, 山下 達也, 馬場 健聡
- 神戸大
- 林 祥介, 西澤 誠也, 高橋 芳幸, 納多 哲史, 今関 翔, 島津 通, 井谷 優花, 黒田 美紀, 河合 佑太
次回日程
- 日時
- 07 月 28 日(水) 14:00 - 18:00
- 場所
- 神戸大 : 自然科学 3 号館 508
- 神戸大 : 自然科学 4 号館 807
- 北大 : 理学部 8 号館コスモスタジオ
現状報告 (納多)
- 鉛直フィルターを入れない計算を試している
- 計算設定
- 日射を同期回転
- 太陽定数 = 1600
- \omega = 0,1
- 鉛直層数 = 48
- 時間ステップ(dt) = 30 s
- 1 min では計算が壊れた
- 結果
- 1000 日以上走った
- 考察/感想
- 計算量がかなり多い
- T21 で SX-9 を使用した場合, 2 日くらいかかった
- このままでは, T42 などに拡張できない
- 計算量がかなり多い
- 疑問
- 鉛直層数をさらに増やすとどうなる ?
- 計算を続けようとしたら, dt をさらに小さくしなければならないかも
- 鉛直層数をさらに増やすとどうなる ?
- 今後の作戦
- ニュートン冷却やレイリー摩擦を導入して, 時間ステップの増加を試みる
- 7 月いっぱいを目途にする ?
- いろんな絵をどんどん書く
- ニュートン冷却やレイリー摩擦を導入して, 時間ステップの増加を試みる
- 計算設定
宇宙研の計算機
- 今月頭までほぼ未使用
- 最近は使うようにしている
- 講習会
- 自動並列の話
- 基本的に OpenMP で並列化する際に気をつけることと同じことを気をつければ良い
- 自動並列たくさん使ってね
- OpenMP は面倒だから
- 資料は JSS から持ってくることができる (要 アカウント)
- 16 並列できるキューに, シングルキューを 16 本流すことができる ?
- 絶対するな !!
- 理由
- ユーザー間の公平性が崩れるため
- シングルキューは 10 ジョブ/ 1 人 まで
- ユーザー間の公平性が崩れるため
- 自動並列の話
dcpam5 開発状況(高橋)
- あと数日で, 森川による暦と時刻の実装が完了する
- 後日, 時間があるときに, さらに手を入れる
- 現状は, 別の案件に集中する
- 後日, 時間があるときに, さらに手を入れる
- ドキュメンテーション
- dcpam の設計ドキュメントは森川に作ってもらう
- コードの内容を分かるようなドキュメントであることが必要
- 指示は石渡が行う
- dcpam の設計ドキュメントは森川に作ってもらう
- CVS 版
- もしよければ, みなさん使ってみてください
- バグ注意
- 昔の水惑星計算とは, bit レベルで一致する
- ある程度安定していることが確認されたら, 次バージョンをリリースする
- もしよければ, みなさん使ってみてください
- 計算がうまくいかない by 竹広
- 論文通りに計算しているからではないか
- Superrotation を生み出すための加熱のせいで, 釣り合わない
- 論文通りに計算しているからではないか
現状報告(山下)
- 計算で気層と雲の質量の収支があわない
- 完全には合うものではないが, 結果を見るとそれ以上におかしいことになっている
- 合うように作ることは不可能 ?
- 原因究明中
- 雲の密度の計算において, 負の雲密度が発生することがある
- この修正を全て, 凝結に押し付けている.
- ここが問題かもしれない
- この修正を全て, 凝結に押し付けている.
- 雲密度の tendency の絵などを書きだしている
- 雲の密度の計算において, 負の雲密度が発生することがある
- 完全には合うものではないが, 結果を見るとそれ以上におかしいことになっている