dcmodel ミーティング記録(2012/05/01)
参加者
- 北大
- 石渡, 杉山, 山下
- 神戸大
- 林, 西澤, 高橋, 納多, 黒田, 河合, 関, 船橋, 竹広
- 宇宙研
- 山本
- 九大
- 中島
- 京大
- 榎本
gtool/spml
- TODO の確認チェック
- 佐々木さん(京大)が次回から接続予定なのでそのときにまわす.
現状 TODO リスト
http://www.gfd-dennou.org/library/dcmodel/todo/spml-todo_2012-04-15.htm http://www.gfd-dennou.org/library/dcmodel/todo/gtool-todo_2012-04-15.htm http://www.gfd-dennou.org/library/dcmodel/todo/rdoc-f95-todo_2012-04-15.htm
deepconv
- TODO の確認チェック
現状 TODO リスト
http://www.gfd-dennou.org/library/dcmodel/todo/deepconv-todo_2012-04-13.htm
- 力学部分 3 次元化の完成について 現在は X 方向だけに並列化. Y 方向にも並列化したい. 1 方向だけだとのりしろ部分が相対的に増えて効率が落ちる.
- 地球設定 3 次元計算がちゃんと走らない. 今のところ解決の見通しなし?
- 地表面過程の導入のプランは具体的につめる必要あり. F77 版にあわせる or dcpam にあわせる, の選択の余地あり.
- 計画をより具体的に, 担当もふくめて TOD リストを update してもらう.
- deepconv と CReSS の比較実験について
- deepconv/arare と同じ設定で CRess で走らせたところ, 定量的に同じ傾向が生じることが確認された. 大気下層で気圧が下がる, 上層であがる.
- 凖圧縮系方程式系の近似の問題.
- 基本場を適当な時間間隔で更新していく方法で改善できるか, 試してみる. 高橋さんの経験ではうまくいかなかった, 過去の論文での試みもありそう.
dcpam
- 物質移流スキームについて
- 物質移流スキームの概略をサーベイ(山本)
- 実際に実装するときに気にかけるスキームの性能について, 優先順位等をどうするか.
- 気にすべきリストアップは高橋さんのメールにサマリ.
- 具体的な実装方針は, 榎本さんのアドバイスを聞きつつ高橋さんが決断する.
- 榎本さんにベンチマーク等のレファレンスを送ってもらい, 山本さんがサーベイ, 実際にテストなどをやってみる.
近似なし状態方程式, ナビエストークス方程式を解く宿題(河合)
- 圧縮・非圧縮の統一解法を調査 - 任意の状態方程式, 比熱一定でないものを解きたい.
- 大きくわけて圧力ベースで解くものと, 密度ベースで解くものの 2 種類
- 密度ベースのものを球面ジオメトリで解く例はないが, より複雑形状で解いているので問題ないかも
- まずは 1 次元問題で試してみる?
火星の LES (西澤)
- 2 種類の実験 - 200m メッシュ 20km x 20km x 鉛直 20km, 1 日計算 - 20m メッシュ 2km x 2km x 鉛直 20km, 半日計算
- 混合層の発達の様子が違う. 解像度荒い方がゆっくり発達し, 昼過ぎに急速に発達. 解像度細かい方は徐々に発達する様子が観察される.
- 現在のデータの解析, 中間解像度の実験をする.
次回ミーティング日程
- 2012 年 5 月 15 日(火) 10:00 より.