dcmodel ミーティング記録(2013/04/16)

参加者

  • 北大
    • 石渡, 山下, 荻原, 小高
  • 神戸大
    • 高橋, 河合, 関
  • AICS
    • 西澤
  • 宇宙研
    • 樫村, 杉山, 林
  • 九大
    • 中島
  • 福大
    • 乙部
  • 京大
    • 竹広, 佐々木

各モデルを使った計算の現状・目標・もくろみ...

  • spmodel : 竹広, 佐々木
    • 非弾性球殻対流, ダイナモ(天文台)
      • 木星の内部対流とダイナモを同時に解きたい
      • 太陽の対流層
    • 薄い球殻熱対流と縞々構造の生成問題(ES)
      • ガス惑星の表面構造
    • ブシネスクダイナモ, 熱境界条件を変えた計算(宇宙研)
      • 水星の磁場
  • deepconv : 杉山, 小高, 中島, 山下
    • 火星
      • 西澤 LES 計算のトレース (宇宙研)
        • 実験設定, 乱流スキームを揃えて実験を行う
      • 主成分凝結計算 (九大)
        • 古火星条件でのパラメータ実験(雲粒の落下速度, 熱強制の大きさ
        • 水平計算領域を拡大した実験
    • 金星
      • 当初の目標は deepconv に Imamura & Hashimoto の光科学雲モデルを導入した 3D 計算
      • 現状は Baker et al. (1998) の再計算がかろうじて終ったところ
      • 現状では人手が足らない, 当面凍結?
    • 外惑星, 系外惑星
      • Sugiyama et al. (2009) の拡張計算(天文台)
        • 計算対象を土星・天王星・海王星へ広げる(2D)
        • 木星計算を 3D 化
    • 地球
      • 圧力方程式問題(長時間積分すると気圧がドリフトする)の解決
      • 水蒸気の凝結/蒸発にともなう連続の式のソース/シンク項の影響をモデルに含める
      • 地球型系外惑星を想定した予備的計算
      • 地球設定でのベンチマーク実験を一通り用意しておきたい.
      • 現状では人手が足らない.
  • dcpam : 高橋, 石渡, 荻原, 関, 船橋, 樫村
    • 地球および系外惑星(高橋)
      • 地球用の物理過程を系外にも耐え得るようにしたい.
    • 火星(高橋, 荻原, 関, 船橋)
      • ダストと水(氷と水蒸気)の循環を計算できるように.
      • サブグリッドスケールのダスト巻き上げスキームを導入.
    • 地球から火星への遷移実験(高橋)
    • 系外惑星(石渡)
      • スーパーアース・ホットスーパーアースを見据えた太陽定数, 惑星半径などのパラメタースタディー
      • dcpam の放射・雲スキームを使った暴走温室状態の計算
        • 地球放射スキームによる鉛直 1 次元計算
    • 超回転に関する 3 次元 (GFD 的) 数値実験(樫村)
      • Yamamoto, Takahashi の追試
      • Takagi, Sugimoto 計算を眺めるに超粘性依存性のパラメター実験
      • 自転角速度・惑星半径のパラメタースタディー追試 (Mitchel and Vallis 2010)
  • 京, 境界層乱流 : 西澤
    • 実験設定を修正し, 再計算中.
    • 10m 解像度までがんばる.
    • 今年度中に地形が入る予定.
    • 解析が急務. 多人数でがんばるか?
    • CReSS Mars との関係は?

dcpam について(高橋)

  • 時間フィルターの更新(Williams, 2009)
    • パラメターをうまく選ぶことで 3 次精度のフィルターになる
    • 傾圧不安定実験, 力学コア実験, 金星簡単計算で確かめた.
    • 表現される波の振幅に変化が見られる.
  • dcpam を用いた AMIP 実験
    • 地球大気での検証, 他の惑星大気にも使える物理過程の導入
    • T42L22, 積分時間 40 年

次回日程

  • 2013 年 4 月 30 日(火)