dcmodel ミーティング記録(2015/07/09)
参加者
- 北大
- 堀之内, 石渡, 小高, 荻原, 川原
- 神戸大
- 林, 高橋, 河合
- 宇宙研
- 村上
- 九大
- 中島
- 京大
- 竹広, 石岡, 佐々木
ES3 での回転球殻対流モデルおよび DCPAM5 動作状況について(竹広)
- ES3 で回転球殻対流モデルと DCPAM5 を動かしてみている.
- AFES 用球面調和函数変換ルーチンはそれなりに機能している
- ES2 のコア数の 4 倍使えば ES3 で同じ程度の速度が出る (ES の講習会情報通り)
- Cray XC30 と ES3 を DCPMA5 で速度比較すると ES3 の方が 2,3 倍速かった.
プリミティブモデルによる木星大気シミュレーションの DCPAM5 による再現実験について(竹広)
- Schneider and Liu (2009) および Liu and Schneider (2011) の追試を DCPAM5 で試みた
- これまでの試みでは赤道超回転状態が再現できていなかった.
- 鍵はどうやら超粘性らしい. 低波数で超粘性をきかなくするように超粘性次数を上げて高波数と低波数の粘性のコントラストを大きくした
- LS11 設定(T85L30) および SL09 設定(T213L30)のどちらも, 赤道超回転状態の解が得られた.
- なぜそうなるのについてはまだ考えていない, まずきちんと論文をフォローしよう.
ダイナモベンチマークその後のその後(佐々木)
- SPMODEL dynamo benchmark program の改良
- OpenMP をいれられるところをいれた
- ISPACK : FTPACK
- at_module
- lumatrix_omp
- OpenMP それなりに効いているがゆるい
- MPI 並列は効いていない
spmodel web page について (竹広)
- 目次の並びを入れ換えてみた.
- ドキュメントの項目が少ないので段下げを止めてみる
次回日程
- 2015/09/09 (水) 13:30 より.