dcmodel ミーティング記録(2016/06/08)
参加者
- 北大
- 石渡, 小高, 荻原, 梅内
- 神戸大
- 林, 高橋
- 松江高専
- 杉山
- 宇宙研
- 村上
- AICS
- 河合
- 九大
- 中島
- 京大
- 石岡, 佐々木, 竹広
SUPACK を用いた回転球殻ダイナモモデルベンチマーク(竹広)
- 松井さんの G3 ベンチマーク論文では SJPACK を用いたモデルを使用 SUPACK だとどの程度並列効率が出るかをみた.
- 並列化の効率はそこそこ. もっとがんばるなら動径方向への並列化も試みるか.
- 格子点数 2 の冪乗以外の解像度を可能にすること, および経度方向対称性のオプション追加を石岡さんに検討お願い
DCPAM5 の ISPACK2 対応について(竹広)
- 計算チェック
- Held and Suartz (1994) のベンチマーク計算を長時間積分
- ホットジュピター力学計算 (T42L50) で計算結果を比較
- Cray XC-30 での Intel compiler に伴ういくつかの問題点
- Cray-XC30 上で SUPACK 計算の並列度を増やすとメモリー消費量が増えて落ちる.原因は不明だが Intel compiler のバージョンを上げるとこの現象はでない.
- Cray-XC30 上で最適化をめいっぱい行う(-O3)と, libdcpam5.a を用いてコンパイルした実行ファイルの挙動がおかしくなる(HS94 の結果があわない). 最適化を -O2 にすると OK.
spml の ISPACK2 対応に伴うモジュール名変更について(竹広)
- ISPACK2 の球面調和関数変換ルーチンを使う spml の新たなモジュールを作成
- w_module_svpack, wa_module_svpack
- w_mpi_module_supack, wa_mpi_module_supack, wt_mpi_module_supack, wq_mpi_module_supack, wtq_mpi_module_supack
- au_module (チェビシェフ, 原点を含む球座標動径)を廃止
- w は全スペクトルデータ, 分割スペクトルデータ用に接頭子を w => u に変更
その他
- gtool5 メンテナンスバージョンリリース(佐々木)
- git repository 版は gfortran 5 系列でも動くようになった
- ポインター, 配列の型の不一致を修正
- gfortran5, intel14, cray, fujitsu FX でコンパイル確認
次回日程
- 2016/07/06 (水) 16:00 より.