本文書は dcpam5-primitive をリリースする際に必要な一連の手順について記します.
ここでのリリースとは, dcpam5-primitive のソースやドキュメントに関して, ある時点でバージョンを設定し, そのバージョンでのパッケージを作成して, Web 上からパッケージのダウンロードやソースコードの参照を行えるようにすることです. バージョンの設定には CVS のタグ機能を利用します. dcpam5-primitive の公開場所は, 地球流体電脳倶楽部サーバ の DCPAM プロジェクト です.
以下では, リリースまでの作業を記します. 作業を大まかに分けると,
となります.
HISTORY ファイルを更新します. HISTORY ファイルは RD 形式のテキストとして管理されています. 編集方法に関しては dcpam5-primitive ドキュメントの概説と保守管理の解説 の rdtool を用いたドキュメントの保守管理 を参照してください. HISTORY ファイルに, 以下のように日英両方で, 前バージョンと最新バージョンとの変更点の概要を記載してください. 新しい情報を上に記載するようにしてください. また, Tags: の後ろに記述する文字列は, 下記 CVS タグの設定 で指定する CVS タグと同じにして下さい. CVS タグについては ftp/arch/dcpam/ ディレクトリのメンテナンス手引 の CVS タグの付け方 を参照してください.
=begin == 2009/03/25 (Tag: dcpam5-primitive-20090325) =end =begin JA * データ入出力に関するバグを修正. * 力学過程に関するコード解説文書の追加. =end JA =begin EN * Bugs about data I/O are fixed. * Code descriptions about a dynamical process are added. =end EN
追記後, HISTORY ファイルを CVS コミットしてください. コミットメッセージは, 例えば以下のようにします.
* Update on 2009/03/25 * 2009/03/25 の更新
ChangeLog ファイルを更新します. dcpam5-primitive ドキュメントの概説と保守管理の解説 の ChangeLog の保守管理 を参照し, ChangeLog ファイルを更新してください.
更新後, ChangeLog ファイルを CVS コミットしてください. コミットメッセージは, 例えば以下のようにします.
* Update on 2009/03/25 * 2009/03/25 の更新
ftp/arch/dcpam/ ディレクトリのメンテナンス手引 の CVS タグの付け方 を参照して, CVS タグを設定してください.
以上で, CVS 作業コピー内での作業は終了です.
この作業については, ftp/arch/dcpam/ ディレクトリのメンテナンス手引 を参照して, 電脳サーバ上で作業を進めてください.
ページ中でリリース作業に関して主に参照すべきなのは以下の項目です.