[HOME | Test index | Held and Suarez (1994) | Item List]
下記の環境, およびパラメータで Held and Suarez (1994) 実験を行った結果を記す。
システム (uname -a) | SUPER-UX unix 12.1 SX-6 |
コンパイラ | FORTRAN90/SX |
コンパイラオプション |
-w -sx6 -Wf'-pvctl nodivloop noloopchg -O'
(致命的レベルの文法診断メッセージのみを出力. SX-6向けの命令列を生成. ループ分割によるベクトル化を行わないことを指定. ループ入れ換えによるベクトル化を行わないことを指定. 最適化処理を指示すると共に, 最適化処理に関する個別処理を指定) |
実行時間等に関する情報 |
information/sx_comp_info.txt
information/dycore_clock.txt |
プログラムソース | Version: dcpam2-20050623-4 | |
初期値生成の NAMELIST | information/init.nml | |
長期ランの NAMELIST | information/dycore.nml | |
計算領域 |
水平(λ,φ) : 全球 (λ=[0, 360], φ=[-90, 90]) 鉛直(σ=p/p0) : 大気下端〜上端 (σ = [0, 1]) |
|
時間間隔 | 480.0 [s] | |
積分時間 | 1200 [day] | |
境界条件 |
水平(λ,φ) : 周期境界条件 鉛直(σ) : dσ/dt = 0 (σ = 0, 1) |
|
数値解法 |
水平(λ,φ) : スペクトル法 (球面調和関数展開・三角形切断) 鉛直(σ) : 差分法 (Arakawa and Suarez (1983)) 時間(t) : リープフロッグスキーム (Asselin (1972) のフィルター係数 : 0.05) |
|
空間解像度 |
東西格子点数 : 64 南北格子点数 : 32 鉛直格子点数 : 20 |
|
最大波数 | 21 | |
惑星半径 | 6.371e+6 [m] | |
回転角速度 | 7.292e-5 [1/s] | |
重力加速度 | 9.8 [m/s^2] | |
大気定圧比熱 | 1004.6 [J K^-1 kg^-1] | |
大気気体定数 | 287.04 [J K^-1 kg^-1] | |
最大波数に対する e-folding time | 8640.0 [s] | |
超粘性の次数 | 8 | |
初期温度 | 温度一様(300.00 [K]) | |
初期気圧 | 気圧一様(1000.00 [hPa]) |
東西風 result_vlon.nc (PS file) |
(PS file) |
南北風 result_vlat.nc (PS file) |
VelLon_DayMean200-1200_LonMean.png
200 日目から 1200 日目までを平均した、帯状平均東西風。
Held and Suarez(1994) で示される T63 の
結果に比べ、ジェットの位置が異なる。また赤道が西風である点も
異なっている。
|
VelLon_Day0-1200_LonMean_Sigma0.2.png
帯状平均東西風の日変化。σ = 0.2。
東西ジェットの最大値の軸が南北の移動していることが分かる。
800 日以降には北半球のジェットの位置が南にずれている。
|
VelLat_DayMean200-1200_LonMean.png
200 日目から 1200 日目までを平均した、帯状平均南北風。
|
鉛直風 result_vsigmahalf.nc (PS file) |
温度 result_temp.nc (PS file) |
大気の全質量 result_tm.nc (PS file) |
VelSigma_DayMean200-1200_LonMean.png
200 日目から 1200 日目までを平均した、帯状平均鉛直風。
σ = 1 が地上、σ = 0 が大気上端なので、
σ > 0 は下降流、 σ < 0 は上昇流である。
|
Temp_DayMean200-1200_LonMean.png
200 日目から 1200 日目までを平均した、帯状平均温度。
|
TotalMass_Day0-1200.png
大気の全質量の時間変化。わずかに減少している。
|