[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 最終目標
- 徳永: 大気循環モデルに組み込み可能な木星大気放射モデルの構築.
- 齊藤: 初期地球大気の温度構造計算ための大気放射モデルの構築.
- 当面の目標
- 徳永: Appleby and Hogan (1984) で用いられている計算方法を理解する.
- 齊藤: Nakajima et al (1992) の再計算ができるようになる.
- 徳永
- AH1984 で考慮している各吸収帯での放射伝達計算方法についてのまとめ
- H2-He 衝突誘起吸収
- 定式化は Trafton (1967) を参照する
- A 係数の導出は Trafton (1966) を参照
- Trafton (1973) は B 係数の値を与え直した論文
- Trafrton and Stone (1974) はそれらを用いて放射平衡温度(?)を計算した
- 論文には波数方向の離散化に関する情報が書かれていない.
- H2-He 近赤外
- Linsky (1969) を参照する
- 定式化は Trafton (1967) に基づいているようだ
- CH4
- 定式化は Wallace et al. (1974)
- 3.3, 7.7, 1.7, 2.3 μm
- ν3, ν4 については吸収線半値幅は (9) 式,
その次の段落に吸収線強度の記述がある
- それ以外は Wallace et al. (1974)
- 0.74-1.5 μm
- C2H6, C2H2
- Cess and Chen (1975) を参照
- 吸収線形はローレンツ線形を仮定
- 齊藤
- 徳永
- 以下の文献に記載されている放射伝達計算方法をトレースする.
- H2-He 衝突誘起吸収: Trafton (1967)
- CH4 の吸収: Wallace et al. (1974)
- C2H6, C2H2: Cess and Chen (1975) (ローレンツ線形のパラメータ)
- 文献登録
- 齊藤 (継続)
- Nakajima et al. (1992) で示されている図を再現する
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2008/06/12, Since: 2008/06/12