DCRTM ゼミメモ (2008/11/11)
参加者
- 徳永, 齊藤, 石渡, 倉本
目標
- 最終目標
- 徳永: 大気循環モデルに組み込み可能な木星大気放射モデルの構築.
- 齊藤: 初期地球大気の温度構造計算ための大気放射モデルの構築.
- 当面の目標
- 徳永: H2-He 大気の赤外放射伝達を計算するプログラムの作成.
- 齊藤: Nakajima et al (1992) の再計算ができるようになる.
次回日程
- 11/18 (火) 10:00 -- 12:00
- 場所は 創成研究棟
メモ
- 徳永
- 等温, 水素大気のフラックスが大体計算できた
- しかし精度があまり良くない
- 齊藤
- 本文の修正
宿題
- 徳永 (継続)
- H2-He 大気の赤外放射伝達を計算するプログラムの作成
- プログラム修正
- 大気層の切り方を検討
- 温度分布をいれて計算
- 断熱大気
- 吸収係数の計算は Borysow のものを用いる
- Step1: 光学的厚さの計算
- 温度, 圧力を与えて光学的厚さを計算する
- 仮定する大気構造は, 等温, 断熱, 観測を模した分布の 3 ケース
- Step2: 放射フラックスの鉛直分布を計算
- 仮定する大気構造は Step1 と同様
- Step3: 加熱率分布の計算
- 仮定する大気構造は Step1 と同様
- Step4: 大気構造の計算
- 放射平衡時の大気構造を時間発展問題として計算する
- 適宜プログラムの修正をする
- それぞれの段階において, まず計算コードと式を対応させる離散化した 数式を書き下す
- プログラム修正
- H2-He 以外の成分についてはおいおい考慮する.
- CH4 の吸収: Wallace et al. (1974)
- C2H6, C2H2: Cess and Chen (1975) (ローレンツ線形のパラメータ)
- 以下は中断中
- Trafton の計算方法を日本語でまとめる
- Trafton (1967) の図1, 図2 を再現する
- とりあえず A 係数と b 係数の図を書く
- H2-He 大気の赤外放射伝達を計算するプログラムの作成
- 齊藤
- 卒論のまとめを仕上げる