放射MTGメモ(2012/07/02)

参加者

  • 倉本圭、はしもとじょーじ、高橋康人、大西将徳

研究の方針・進捗

  • Nakajima et al. 1992の再現
    • Fluxのconvergenceの計算から対流圏界面を決定し、大気上端での上向きFluxを計算
      • 鉛直500層、地表面温度: 250K, 300K, 350K, 400K, 450K, 500K
      • 温度: RungeKutta法、光学的厚さ: 台形法により、値が収束するまでサブグリッドを細かく計算
      • Flux: 台形法により値が収束するまでサブグリッドを細かく計算(温度、光学的厚さを再度計算している)
    • 大気上端での上向きFlux(Nakajima et al., Fig.3), 対流圏での温度、水蒸気分圧、光学的厚さ(Nakajima et al., Fig.4 and 5)は再現されている
  • To do
    • 成層圏の温度をFluxが平衡になるように時間発展させて求める
    • 計算時間を短縮を考える
      • Fluxの計算時に、温度、光学的厚さを何度も計算させないような工夫
      • 収束条件を考える
    • 大気最上端の圧力を0[atm]として計算できるか確認する

木星のガスの吸収線について(高橋)

  • H2O, CH4, NH3による吸収をline-by-line法により計算(0〜10000cm-1)
  • 吸収線データはGEISA
  • 吸収スペクトルに、奇妙な形(台形)の吸収線を確認
    • 特定の分子にあるわけではない
    • プログラムのバグではないか
    • 桁落ちの可能性もある

次回の日程

  • 7/9(月) 9:00-