[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 倉本圭、はしもとじょーじ、高橋芳幸、高橋康人、大西将徳
- 系外惑星研究会に向けて
- Nakajima et al., 1992 的計算を line by line による吸収係数を使って計算する
- 目的
- 系外惑星の射出限界がどうなるかグレーでない大気で計算
- Goldblatt et al., 2013 の追試
- オブザーバブルは何か
- 計算条件
- 地表温度: 100 - 2000 [K]
- 水蒸気大気 (できれば水素を混ぜる)
- 散乱あり、雲なし、中心星放射なし
- 放射対流平衡大気
- モデル、データソース
- 吸収係数計算: onishi モデル, 放射計算: dcpam 5 の放射コード
- 吸収線データベース: HITEMP2010, (HITRAN2012)
- 計算アルゴリズム
- 吸収係数は、適当な温度圧力でテーブルを用意し、そのテーブルから内挿して計算
- 温度: 100[K]刻み?, 圧力: 1ケタ刻み?
- どのように内挿するか
- 対流圏は湿潤断熱減率により温度を決定
- 成層圏は温度一定を仮定
- 成層圏のnet flux が 0 となるように対流圏界面を決める
- mtg 資料
- NH3 の混合比
- 200 [K] より高温では、実験により求められた蒸気圧と、アントワン式、クラウジウスクラペイロンによるものはよく一致
- 200 [K] より低温で、アントワン式、クラウジウスクラペイロンによる計算値が異なる
- 200 [K] より低温の実験値を探している: CRC ハンドブックを見てはどうか
- GJ504b の放射スペクトル計算
- 有効温度 500 [K] 程度のガス惑星の放射対流平衡構造計算
- 観測された物理量から大気を復元する方針にすべき(有効温度 500 [K] を基準にするのではなく)
- すばる観測プロポーザル
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2013/08/26, Since: 2013/08/26