放射MTGメモ(2014/04/23)

参加者

  • 倉本圭, 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋康人, 三上峻, 大西将徳

line-by-line 放射計算プログラムの開発(大西)

  • 連合大会での発表について
    • 観測の立場からまとめる
      • 例えば, 地表が見え, H2O 量の観測可能性について言及する場合も, 何が観測されたら地表が見えているのか, を示す.
      • 縦軸: 水量, 横軸: 地表温度で, 各バンドごとの flux のコンターを描いてみてはどうか.
    • イントロいついて
      • 惑星の水量がどのように決まるのかは, 分かっていない. 多くの惑星の水量を観測できれば, 惑星水量を決める新たな制約条件につながる.
      • 本研究では, 暴走後の惑星の水量が分かる. しかし, 進化論的には, 初期水量が知りたい. 暴走してからの年代が分かれば, 水のエスケープ量は推定できる.
      • 惑星の水量については, 系外惑星WS2012 の玄田さんの資料をみよ.
    • 議論の流れ
      • OLR の絵を先に見せるなど, 議論をすっきりさせる.
  • 混合大気の吸収断面積の計算
    • HITRAN と HITEMP の吸収線強度の温度依存性の評価.
      • HITRAN2008 と HITEMP2010 の総吸収線強度は, 600 [K] あたりまで変わらず, それ以上だとHITRAN2008 が小さくなる.
      • HITRAN2012 と HITEMP2010 の総吸収線強度は, 1100 [K] あたりまで変わらず, それ以上だとHITRAN2012 が小さくなる.
      • 石渡さんの暴走地球計算の温度範囲ならば, HITEMP2010 を使う必要は無い(吸収線テーブルを用意して補間計算を行う必要ない).
      • 混合大気の場合の, 吸収断面積をどう補間して計算するかの検討は, 別のターゲットで必要が出たときに再度検討すればよい.
  • mtg 資料

木星大気の計算(高橋康)

  • 連合大会での発表について
    • 目的 (何を議論しようとするのか) を明確にする.

次回の日程

  • 連合大会会期中にオフラインmtg
    • 5/1(木) お昼 (12:30頃) に集まる予定
    • 場所は追って連絡 (大西)