[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 倉本圭, 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋康人, 齊藤大晶, 大西将徳
- 放射平衡計算のための k-分布モデルテスト
- k 分布法を用いて, 混合大気の放射平衡計算に用いるためのバンドモデルの開発を行った.
- 定式化は, 光田さん D 論を参考にした.
- モデル概要
- 0 - 25000 [cm-1] を 41 バンド. (UV 領域は, 単色バンドモデル)
- 各バンドは, 5 つのサブバンドに区切る.
- サブバンドの切り方は, 参照温度圧力混合比(200K, 1e+4Pa, 混合比1e-4) のスペクトルから決定する.
- 圧力, 温度, 混合比を変えて吸収断面積を計算し, 吸収断面積のテーブルを作成
- 圧力:1e-1, 1e+0, 1e+1, 1e+2, 1e+3, 1e+4, 1e+5, 1e+6 [Pa]
- 温度: 100, 150, 200, 250, 300, 350, 400 [K]
- 混合比: 1e-10, 1e-8, 1e-6, 1e-5, 1e-4, 1e-3, 1e-2, 1e-1, 1.0
- 必要な圧力, 温度, 混合比の吸収断面積をテーブル参照して求める.
- 加熱率分布は, line-by-line モデルによるものを比較的よく再現する.
- k-分布モデルを使って放射平衡計算を進める.
- mtg 資料
- 各分子種の冷却率の寄与見積もり
- 定式化についての説明.
- ローカルな寄与を評価している.
- 解析を進めた上で, この見積もりの意味をさらに議論する.
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2015/04/20, Since: 2015/04/20