放射MTGメモ(2016/08/31)
参加者
- 倉本圭, 石渡正樹, はしもとじょーじ, 齊藤大晶, 大西将徳
系外惑星放射計算プログラムの開発 (大西)
- 放射源関数法モジュールを用いた場合の問題と解決
- 2 層モデルでの確認
- 2 層でも, 条件によって放射源関数法による不自然な加熱率が生じる.
- 吸収が弱い場合に生じる.
- 等温の場合には, 不自然な加熱率は生じない.
- cos a = 0.5 (a: 天頂角) の時, 非等方因子 g = 0 の場合に, 放射源関数法と Two-Stream 法の加熱率は一致する.
- Y1n, Y2n 項を計算する部分以外に計算コードの問題はない.
- Y1n, Y2n 項の計算部分以外はすべての計算を確認.
- Y1n, Y2n 項の計算を確認中.
- 2 層でも, 条件によって放射源関数法による不自然な加熱率が生じる.
- 議論, コメントなど
- 各天頂角方向の放射強度の計算, 天頂角積分, 放射収支の計算のどの段階に問題があるか切り分けられないか.
- 計算コードの確認は, どのようにやっているのか? 桁落ちがないかなどちゃんとかくにんできているのか.
- エネルギーは保存する定式化になっているのか?
- 不自然な加熱率が生じる場合は, 適用範囲外になっている, ということはないか.
- 一次散乱アルベド = 1 の場合で確認してみる.
- 2 層モデルの境界条件の設定の考え方は?
- 理想的な設定 or 現実的な設定? 今回の設定はどちらでもない感じがする.
- 2 層の間の物理量の値が, 大きく変わるのはよいのか?
- 2 層モデルでの確認
- mtg 資料
次回の日程
- 9/7 (水) 16:00-
- 次々回は, 9/14 (水) 夕方に惑星科学会会場周辺 (岡山) にて行う予定.