放射MTGメモ(2016/10/26)

参加者

  • 倉本圭, はしもとじょーじ, 高橋康人, 大西将徳

系外惑星放射計算プログラムの開発 (大西)

  • 放射モデル開発
    • 金星大気モデル
      • 同位体比を変えられるように改変
        • default は地球同位体比で計算
        • 変更したい場合は, namelist で同位体比を与える.
      • 分子による光学特性の計算で必要なものは実装完了
    • 放射伝達計算
      • 放射強度をイタレーションによって求めるコードについて
        • イタレーションによる放射計算が, 適当な回数で収束しない場合がある.
        • 収束しない場合に, 計算がどのように進んでいるか確認中.
  • mtg 資料

木星大気モデルの開発 (高橋康)

  • 放射モデル
    • 単一粒径モデルから, サイズ分布を持った雲, ヘイズを扱えるようにモデルを改変.
      • 背景
        • 先行研究との比較のためには, サイズ分布を与えることが必要
      • 問題点など
        • はしもとじょーじさんからの Mie 理論計算コードでは, 粒径が大きくなった時に DR, DI の配列のサイズが足りなくなってしまう.
          • はしもとじょーじさんに問題の箇所を示して, 確認してもらう.
        • 計算時間がかかる
          • サイズ分布を 10 分割すると, 1 日ほどかかる
        • サイズ分布をどの程度に分割して計算すればよいのか
          • サイズ分布を 10 分割した計算では, 単一のものとあまり計算結果がかわらなかった.
          • そもそもはしもとじょーじさんのプログラムは, サイズの中心と広がりを与えて収束するまで計算する仕様となっている.
          • 単一粒径を計算するように書き換えた経緯があるので, その部分を確認する.
  • mtg 資料

次回の日程

  • 11/02 (水) 9:00-