放射MTGメモ(2017/05/01)

参加者

  • 倉本圭, はしもとじょーじ, 石渡正樹, 高橋芳幸, 高橋康人

木星大気モデルの開発 (高橋康)

  • 成層圏吸収体の opacity と日射フラックス減衰

かなり強く減衰するのはなぜか?

  • 以下の計算における opacity と spectrum を確認
    • 吸収 opacity 挿入によるフィッティング
      • Sromovsky1998 のモデル設定にとらわれずにフラックス解析値を再現するような opacity 分布を求める
      • モデル設定
        • ガス吸収:H2He, CH4, 雲ヘイズ:無し
        • 吸収 opacity :0.1-0.5bar, 0.5-10bar
          • 圧力に比例した分布, 完全吸収体, 1um以上のみ吸収, 波長依存性無し
  • 結果
    • 全波長に渡って強い吸収をもたらしているため減衰が大きくなる?
    • NH3 ice のような散乱体だとどうなるか?
      • Sr98 バックグラウンドモデルでも確認してみる
  • GPES 大気モデルの再構築
    • Sromovsky1998にこだわらずにGPESでの大気モデルを構築する
    • 参照論文選定中
  • コメント
    • opacity の大きさとフラックスの減衰は概ね調和的
      • 光路に沿った opacity だと考えた場合
    • 吸収については確認できたが散乱だとどうか?
      • NH3 ice によるシンプルな系を想定して解析解と数値解を比較してみる
    • GPES 大気モデル
      • GPES 観測のまとめ論文みたいなものがあればそれを用いた方がいい
        • 現時点ではちょうどいいものは見つかっていない
  • mtg 資料

次回の日程

  • 2017/05/08 (月) 09:00-