放射MTGメモ(2018/01/24)
参加者
- 倉本圭, はしもとじょーじ, 高橋芳幸, 高橋康人
木星大気モデルの開発 (高橋康)
- アルベドスペクトル特徴の考察
- 高波数でのスロープ
- 高波数では着色物質の吸収が強まるが、その効果はわずかなのでほとんど見えていない
- 吸収特徴の再現
- CH4吸収係数がSromovsky 2017 と比べて明らかに弱い
- レイリー散乱も弱いようにみえる
- なぜ弱いのか?
- 使ってるのはどちらもKT2010
- 単位変換に間違いがある?
- 内挿精度が悪い?
- K-distribution にしたら良くなる?
- 波数によってズレ方が違うのはなぜか?
- 波数 bin が 5 or 25cm-1 の違いがあるため?
- CH4吸収係数がSromovsky 2017 と比べて明らかに弱い
- 高波数でのスロープ
- 本審査発表資料
- 十分に平衡計算したら166Kの方がわずかに観測スペクトルに近くなった
- 結果・結論に影響は無いが現行の博論とつじつまが合わなくなるので要差し替え?
- 全球平均大気モデルの紹介方法をどうするか
- 基本モデルと最適化の説明がわかりにくい
- 対流間欠周期の見積もり方法の根拠が弱い
- あの定式化はどの程度成り立つのか?
- 放射場整理を見やすくする
- 直達項と拡散項の区別
- その他の refine された結果はどの程度反映させるべきか?
- 特に着色物質については改善の余地がありそうだが、博論ではそこまで触れない?
- 十分に平衡計算したら166Kの方がわずかに観測スペクトルに近くなった
- コメント
- 着色物質の粒径による一次散乱アルベドと消散断面積の変化は線型では無いため、0.1umの場合と0.2umの場合でかなり大きく変化する可能性がある
- 0.1um 前後でもう少し細かい刻みで計算してみる
- 粒径だけでなく分布パラメータへの依存性も調べる
- Sr17 と高橋モデルでのガス吸収 opacity の違い
- Sr17 の図は 2way = 往復分の opacity を載せているものと考えられる
- 表記方法を揃えて再比較
- 温度依存性など内挿精度の影響についても検討する
- Sr17 の図は 2way = 往復分の opacity を載せているものと考えられる
- 公聴会で用いる結果
- 適宜アップデートしたものを用いる
- 博論提出後に得られた知見については defense 素材として準備しておき、論文本体への組み込みは公聴会後におこなう
- 杉山モデルに基づく対流周期推定
- 本モデルでの周期推定は杉山研究の枠組みに基づくことから、まずは杉山モデルの結果とその枠組みを説明する
- 杉山論文でのH2O潜熱と放射冷却のバランスについて確認する
- 加熱と冷却の説明として湿潤断熱→乾燥断熱→対流不安定という過程を辿ることを示す方がわかりやすいだろう
- 本モデルでの周期推定は杉山研究の枠組みに基づくことから、まずは杉山モデルの結果とその枠組みを説明する
- 着色物質の粒径による一次散乱アルベドと消散断面積の変化は線型では無いため、0.1umの場合と0.2umの場合でかなり大きく変化する可能性がある
- mtg 資料
次回の日程
- 2018/01/30(火) 09:00-