放射MTGメモ(2018/02/13)
参加者
- 倉本圭, はしもとじょーじ, 高橋康人
木星大気モデルの開発 (高橋康)
- 博論追記・修正
- 結果の差し替え
- 公聴会で示した結果を用いてこれまでと同様の展開になるように調整
- 議論の追記
- 4層モデルを用いたエネルギー収支の描像の整理
- 先行研究との不一致に関する検討
- 日射:Hanel の収支とは合わないがFouchet 等のスペクトルとは積分値はだいたい合っている。Hanel の見積もりは予備的である可能性を示唆
- 惑星放射:先行研究より1W/m2ほど多い。温度構造の不定性だけでなく観測チャンネルの解析方法によってもずれる可能性を示唆
- 本モデルが示した収支はHanelや Read とは大きく違っている(日射吸収が20%減少し内部熱フラックスが2倍弱増える)が、それを明白に否定するような観測事実は現状では存在しないように思われるため、本モデルの描像があり得ないとは言い切れない
- もしこのような収支だった場合、大気科学だけでなく内部構造論や形成論へも影響があるだろう
- 対流間欠周期の推定
- 補足の追記
- 放射伝達計算の追記が終わっていない
- 少なくとも計算手法の特徴にフォーカスした解説は盛り込む
- 二流近似という言葉は何を指しているのか?
- 放射伝達計算の追記が終わっていない
- 結果の差し替え
- コメント
- 大気モデルの説明の流れがわかりにくい
- 先にモデルを提示し根拠を後付けで示す方がよいのではないか?
- アルベド値の推定の補強
- Dyduna et al., 2016 との整合性は?
- 先行研究とのアルベド推定のずれ
- このずれは本モデルから示されたのではなく、先行研究間ですでにあったものをはっきりさせただけにすぎない
- 独立した節ではなく4層モデルの記述の一環として位置付ける
- 「どれが正しいか」よりも、参照する観測や解析方法によってこれだけ不定性を持つということを示す方がよい
- このずれは本モデルから示されたのではなく、先行研究間ですでにあったものをはっきりさせただけにすぎない
- 大気モデルの説明の流れがわかりにくい
- mtg 資料
次回の日程
- 2018/02/21(水) 09:00-