放射MTGメモ(2018/03/01)

参加者

  • 倉本圭, 高橋康人

木星大気モデルの開発 (高橋康)

  • CH4吸収
    • HITRAN vs KT2010
      • Karkoschka and Tomasko 2010 fig19 の再現計算
      • ほぼ完全に一致しているので KT2010 の導入にミスは無いだろう
      • やはり HITRAN Beguier のずれが気になる
        • KT2010 が not verified だから?
    • Sromovsky2017 vs 高橋モデル
      • To do : 粒径等による吸収特徴変化の確認
  • アルベド
    • Phase integral のプロット
    • 本モデルのPIは大きめ?
  • 投稿論文
    • タイトル・結論案
    • 本論と傍論の区分け
  • 放射ミーティング
    • 伊藤さんへの引き継ぎ?
  • コメント
    • HITRAN (Beguier 2015) vs KT2010
      • Beguier を元にした 1um 吸収帯の吸収係数は信頼性が低い
        • 温度・圧力依存性の情報が不足
      • HITRAN オリジナルのデータとは概ね一致しているように見える
    • アルベド計算
      • エディントン近似の下での放射強度の計算に誤りがある
        • 放射強度とフラックスの関係式から sin が抜けている
        • 定式化をドキュメント化して誤りが無いか再チェックする
      • これを修正すると幾何アルベドの見積もりが非常に大きくなる
        • 太陽天頂角方向への散乱強度がより大きくなるため
    • 投稿論文
      • もっと雲の役割を主題とした書き方にするべき
        • 雲以外の成分や放射冷却層以外の高度は比較対象として示す
  • mtg 資料

次回の日程

  • 2018/03/07(水) 09:00-