ごくらく deepconv/arare5

はじめに

この文書は deeoconv/arare を用いて手軽に実験を行うためのチュートリアル です.

deepconv/arare5 のビルド

deepconv インストールの手引 を参考に, deepconv/arare5 のビルドを行ってください. 「インストールの手順」の「ソースのコンパイル」まで行ってください. いくつかのコンパイラに関する注意書き も参照下さい.

ビルドが完了すると, "src/main" ディレクトリ以下に, arare, arare_initdata といった実行ファイルが作成されます.

テストプログラムの実行

deepconv にはモデルの性能評価のための理想的な条件を与えた実験を行うテス トプログラムがあらかじめ用意されています. deepconv が正常に動作している かどうかを確認するためにも, まずはこれらのテストプログラムを実行するこ とをお勧めします.

テストプログラムは以下の 7 つが用意されています.

それぞれの実験を行うためのスクリプトは "exp_setup_files" 以下のサブディレクトリ 以下に格納されています.

スクリプトを実行するためには, あらかじめ可視化ツールとして電脳 Ruby プロジェクトから提供される Gphys をインストールしておく必要があります. インストール方法は 電脳Ruby謹製品 インストールガイド を参照してください.

簡単な解析・可視化

簡単な解析・可視化については, 簡単解析・可視化 (DCPAM) を参考にしてください.

実行プログラムの更新

src ディレクトリ以下の編集を行った場合, 以下のようにすることで実験用ディレクトリの内容を更新することが可能です.

ソースツリー直下で

$ make clean
$ make 

を実行します.

ソースのコンパイルについては, インストールの手引 の 「インストールの手順」の「ソースのコンパイル」を参考にして下さい.