[地球流体電脳倶楽部] [deepconv | 計算結果] [dcmodel-thum.rb]
主成分凝結計算において, 凝結に関連する項のみを計算した. すなわち, 温位は凝結に伴う潜熱によってのみ変化するとし, 圧力は凝結に伴う熱膨張と気体成分の減少によってのみ変化するとして計算した.
凝結に関連する項は時間分割法の短い時間ステップで計算されており, 長い時間ステップは使われていない. 計算モデル時間は 450 秒である.
ソースプログラム | arare3m-20060101で凝結に関連する項の計算以外の部分を外したもの |
温度 | 初期温度は下の図参照. 潜熱のみによって変化. |
圧力 | 静水圧平衡 (地表面で 700 Pa). 凝結による熱膨張と大気密度変化のみによって変化 |
風速の初期値 | なし |
凝結核数密度 | 5.0 x 108 / kg |
凝結核の半径 | 1.0 x 10-7 m |
大気の熱伝導係数 | 4.8 x 10-3 W /K m |
臨界過飽和度 | 0 % |
飽和蒸気圧の計算式(Antoine の式)の係数 | A = 27.4 Pa B = 3103 K |
放射加熱 | なし |
地表面フラックス | なし |
重力加速度 | 3.72 m/s2 | 粘性 | なし |
時間フィルタ | あり (係数は 0.1) |
数値粘性 | あり (5.0 x 10-4) |
スポンジ層 | なし |
計算領域 | 水平 10 km x 鉛直 10 km |
格子点間隔 | 200 m |
積分時間 | 450 秒 |
時間ステップ | 短い: 0.3 秒 |
境界条件 | 水平: 周期, 鉛直: free-slip |
数値解法 | 水平: 陽解法, 鉛直: 陰解法 |