deepconv テストプログラム: 一様流による 1 次元移流 (その2)

ここでは deepconv を用いた一様流による 1 次元移流を計算するテストプログラムの実行方法を 説明します. この実験では水蒸気混合比の移流を計算します.

移流させる変数が異なるだけで, その他の計算設定は「deepconv テストプログラム: 一様流による 1 次元移流 (その1)」と同じです.

実験設定の概要

計算設定の概要は以下の通りです. 具体的な数値等の詳細は設定ファイルを参照してください.

実験方法

実験は "exp_setup_files/02_advection-Qmix" ディレクトリに移動して行います. このディレクトリに設定ファイル "advection.conf" と実行スクリプト "testrun.rb" が格納されています.

$ cd exp_setup_files/02_advection-Qmix
$ ls
advection.conf  testrun.rb

実験を行うにはスクリプト "testrun.rb" を実行してください. このスクリプト により, 個別の実験を行うための設定ファイル, 初期値ファイルの作成から 実験の実行, 図の作成までが行われます.

$ ./testrun.rb

計算が終了すると, 以下のような個別計算用の設定ファイル, 初期値ファイル / ヒストリーファイル /リスタートファイル, イメージファイルが作成されます.

Imagemagick などでイメージファイルを表示させると, 以下のような結果が確認できます. それぞれの図の実線は初期値と 40000 sec 後の値を示しています.

X 方向の 1 次元移流

02_advection-QMix/advection_200x5x5_std_std_0.0d0_02Del_H2O-g.png

02_advection-QMix/advection_200x5x5_std_std_0.0d0_04Del_H2O-g.png

02_advection-QMix/advection_200x5x5_std_std_0.0d0_08Del_H2O-g.png

02_advection-QMix/advection_200x5x5_std_std_0.0d0_16Del_H2O-g.png

02_advection-QMix/advection_200x5x5_std_std_0.0d0_32Del_H2O-g.png

Y 方向の 1 次元移流

02_advection-QMix/advection_5x200x5_std_std_0.0d0_02Del_H2O-g.png

02_advection-QMix/advection_5x200x5_std_std_0.0d0_04Del_H2O-g.png

02_advection-QMix/advection_5x200x5_std_std_0.0d0_08Del_H2O-g.png

02_advection-QMix/advection_5x200x5_std_std_0.0d0_16Del_H2O-g.png

02_advection-QMix/advection_5x200x5_std_std_0.0d0_32Del_H2O-g.png

参考文献