2004年08月06日 森川 靖大
GT_Variable 型の変数を利用できるようにするためには Open という名前のサブルーチンを呼び出す必要があります。Open された変数は必ず Close されなければなりません。
subroutine Open(var, url, writable, err) type(GT_VARIABLE), intent(out):: var character(*), intent(in):: url logical, intent(in), optional:: writable logical, intent(out), optional:: err end subroutine
url で識別される変数を開き var に格納する。writable を真に指定すると書き込み可で開こうとする。デフォルトは writable=.FALSE. である。エラーが発生した場合は err が真となる。err を与えなければプログラムは停止する。
subroutine GTVarOpenByDimOrd(var, source_var, dimord, & count_compact, err) use gtdata_types, only: GT_VARIABLE type(GT_VARIABLE), intent(out):: var type(GT_VARIABLE), intent(in):: source_var integer, intent(in):: dimord logical, intent(in), optional:: count_compact logical, intent(out), optional:: err end subroutine
既に開かれた変数 source_var の ord 番目の次元にあたる変数を開き var に格納する。順序 ord は現在の入出力範囲が幅1になっている (コンパクト化している)を飛ばした順序であるが、count_compact に真を指定するとすべての次元のなかの順序になる。
dimord == 0 の場合は変数自体を再度開く。これは参照カウンタを増加させる手段である。
変数 URL にファイル名部を指定しない場合、 gtool.nc であるとみなされます。
変数 URL にファイル名だけを指定した場合、開かれる変数は以下の規則で選択されます。この規則は gtview が自然な動作をするように決められていますが、将来変更されるかもしれません。