計算科学が拓く世界 石岡担当分(2014/10/15)レポート課題
下記の2種類の課題のうちどちらかを選択してレポートにまとめよ.
締切: 2014年10月31日
提出先:吉田南1号館1階レポート提出ボックス
○ 課題1: Lorenzモデルにおいて, 初期値の微小な変化が, ある程度時間発展した後の結果を大きく変えることを図で示せ. ここで, Lorenzモデルの計算プログラムは, lorenz.sciを用いてよい.
なお, このプログラムの実行には Scilabが必要である. 個人の PCが使える人はインストールするとよい. また, そうでない人は, メディアセンターの端末でも使える(「すべてのプログラム」の中の「専門ソフト」の中にある)ので, それを利用するとよい.
手順としては, まず, 上記の lorenz.sci を適当なフォルダにダウンロードする.
次に, scilab を起動する. すると scilab のコマンド入力画面が立ち上がるので, そこで cd コマンドを使って lorenz.sci をダウンロードしたフォルダに移動する. ちなみに, 現在のフォルダは pwd コマンドで表示され, 一つ上のフォルダへの移動は, cd .. で可能である. このあたりのフォルダの移動方法は, コマンドプロンプトと同様である.
lorenz.sci をダウンロードしたフォルダへの移動ができたら,
exec lorenz.sci
と入力してEnterキーを押す. そこでこのファイルの中身が表示されたことを確認した後,
lorenz
と入力してEnterキーを押す. すると, Lorenzモデルの解軌道が3次元表示される筈である.
初期値を変更するためには, lorenz.sci ファイルを適当なエディタ(例えば notepad)で開いて初期値設定の部分を書き換えればよい. 書き換えた後に上の exec lorenz.sci 以下の作業を行えば, 書き換えた後の設定で実行される.
描いた図を印刷する方法については,
SHARPのまめ知識のページを参照されたい.
○ 課題2: 数値天気予報の歴史, 常微分方程式の数値解法, 偏微分方程式の数値解法, のいずれかについて, 自分なりに文献などを調べてまとめよ. この際, 参考にした文献の出典(書名や URL等)は明記すること. また, 文章の引用をする際には当然ながら剽窃にならないように注意すること(丸写しではダメ).