解説   ▲戻る
  1. IPマスカレードとは?
  2. DHCPとは?
  3. 参考資料

1.IPマスカレードとは?

[1.1] NAT

NAT【Network Address Translation 】とは、プライベートIPアドレスを Internetアクセスに利用できる本来の グローバルなIPアドレスに変換し、ローカルなプライベートIPアドレスしか 割り当てられていないコンピュータから、透過的にInternetにアクセスできる ようにする技術です。実際の変換はNAT機能を持ったルータ、もしくはそのルータ の機能を備えたコンピュータで行われます。

特徴

[1.2] IPマスカレード

IPマスカレード【Internet Protocol Masquerade】とは、 上記のNAT機能を拡張したもので、こちらでは 複数のコンピュータが同時に一つのグローバルアドレスを利用できます。

特徴

IPマスカレード概念図(のつもり)

IPマスカレード概念図

2.DHCPとは?

DHCP【Dynamic Host Configuration Protocol】とは、 LAN上のコンピュータにIPアドレスなどの必要な情報を自動的に割り当てる プロトコルです。 DHCPサーバには、ゲートウェイサーバやDNSサーバのIPアドレスや、 サブネットマスク、クライアントに割り当ててもよいIPアドレスの範囲などが 設定されており、アクセスしてきたコンピュータ(DHCPクライアントが動いているもの) にこれらの情報を提供します。クライアントが通信を終えると自動的に アドレスを回収し、他のコンピュータが利用できるようになります。

特徴

DHCP概念図(IPマスカレード併用時)

DHCP概念図

3. 参考資料


▲戻る     最終更新日:2001/09/17(森川靖大)