XDRはデータ記述とコード化の為の標準であり、外部データ表現の為のライブラリでもあります。これによって、プログラマーは機種独立な手法によってデータ構造をコード化することができます。NetCDFはヘッダー部分とデータ部分で情報を表現するために拡張されたXDR形式を採用しています。この拡張 XDR はライブラリが実装されているどのマシン上でも読み取れるポータブルなデータを書くのに使用されています。
データ表現のために規範的な外部データ表現を使用するコストはデータの型によって異なり、又、その外部データ型がマシンの本来の形式であるかにもよります。
ある機種のデータ型では、外部データ形式からデータを変換したり、外部形式へと変換するのに膨大な時間を費やすかもしれません。最悪の場合は、IEEE浮動小数点が本来の表現法では無いマシン上で 浮動小数点データの大きな配列を読み書きすることでしょう。