本日のお話 1. 惑星気象学の目標 (特に地球型惑星について) 数値的予言モデルの構築 2. 何が問題か: 大気科学的問題 有限自由度の世界に「何」をどのように押し込むか 3. 何が問題か: 気象力学的問題 散逸構造 (波と乱流と平均循環のパズル) 4. 火星の場合 大気循環が比較的簡単 = 地球大気と構造が近い. 地球以外の惑星のなかでもっとも観測が進み, 理解も進んでいる. にもかかわらず… 5. 火星大気大循環に関する現在の状況 Mars Global Surveyor (MGS) 相変わらず GCM ( General Circulation Model = 大気大循環モデル) で 不可能なこと 6. 何が問題か: 計算・情報工学的問題 複雑・大規模・大量・多岐 vs 理解・掌握