論文内の第4章における, 加熱中心の緯度を固定した場合の計算をするためのコード
* 計算結果は図4.5 の (i), (ii) で使う

* 必要なライブラリ
  * spml
  * gtool

* ソースコード
  * test.f90

* 計算は6回に分けて行う
  * 6つの加熱中心の(サイン)緯度 mu0=0.0, 0.04, 0.08, 0.12, 0.16, 0.20  の値で計算する
  * その他の設定は同じ
  * 以下のようにする

* 計算方法
  * 加熱中心の緯度を変える
    * 変数名: mu0
  * コンパイル
    $ spmfrt -o test test.f90
    * 実行ファイル test ができる
  * 実行
    $ ./test
    * ユーザーリソースの制限によってできない場合がある
      * その場合は実行の前に
        $ ulimit -s 819200
        などとしておき, そのあとに実行する 
    * 別セッションとして実行したい場合は, screen コマンドを使うとよい

* 出力
  * 出力ファイル
    * test.nc
      * ソース内の output_file で指定
      * 毎回の計算で上書きされることに注意
  * 出力変数
    * 東西流 (u)
    * 南北流 (v)
    * 鉛直流 (w)
    * 温位 (T)
    * 流線関数 (msf)
      * Lindzen and Hou (1988) は質量流線関数であるが, ここでは流線関数として出力する
      * 描画の際に質量流線関数にする


* ソースコード (test.f90) 内のパラメータ説明
  * jm: 南北格子点数
  * km: 鉛直格子点数 (実際はkm+1の格子点)
  * nm: 南北切断波数
  * lm: 鉛直切断波数
  * ri: 内半径 (惑星半径)
  * ro: 外半径 
  * xl=ro-ri: モデル上端の高さ
  * PI: 円周率
  * g:  重力加速度
  * omega: 自転角速度
  * delta_h: 南北温位勾配を決めるパラメータ
  * delta_v: 鉛直温位勾配を決めるパラメータ
  * nu_V: 鉛直拡散係数
  * mu0: 加熱中心のサイン緯度
  * T0: 温位場の初期値
  * const: 摩擦係数
  * tau: 放射緩和時定数
  * dt: 時間刻み幅 (秒)
  * nt: ステップ数 
  * total_day=dt*nt: 積分時間 (日) 
  * ndisp: ファイル出力間隔ステップ数
  * nprog: 表示間隔ステップ数