地球流体電脳倶楽部
理論マニュアル /
現象カタログ参照編 /
海王星概観
目次
- 海王星に関する基本的数字
- 天文学に関する数字
- 大気科学に関する数字
- 練習問題
- 海王星の探査
- ボイジャー計画
-
図1.
ボイジャー2号の軌道
( Stone and Miner 1991 ).
-
図2.
ボイジャー2号の海王星付近での軌道
上図は外側の衛星, 下図は内側の衛星に対する軌道を示す
( Stone and Miner 1989 ).
- 海王星の鉛直構造
- 海王星大気の鉛直温度分布
-
図2.
ボイジャーの赤外放射観測による緯度別の海王星の温度鉛直分布.
( Conrath {\em et al.} 1989 )
- 掩蔽による温度鉛直分布と組成の鉛直分布
- 海王星の水平構造
- ボイジャーの可視画像
-
図1.
ボイジャー探査機から得られた海王星の可視画像
(1989年8月17〜18日).
上は blue, 下は green filter を用いて撮影されたものである.
( Smith {\em et al.} 1989 ).
- 水平温度構造
-
図2.
波数 250 cm^-1 (左図) と
350cm^-1 (右図) の赤外放射観測による海王星の
温度水平分布(緯度経度面と南半球).
それぞれ高さ 300〜1000 mb と
30〜120 mb の平均温度を
表していると考えられる.
( Conrath {\em et al.} 1989 )
-
図3.
ボイジャーの赤外放射観測から得られた海王星の
帯状平均温度分布.
( Conrath {\em et al.} 1989 )
- 風速分布
-
図 4.
海王星南半球の帯状風の緯度分布(\Diamond).
磁場の回転周期(16.05 時間)に対する速度を示してある.
同じデータを回転周期で表したものが \circ である.
\Box は地上観測のデータを示す. その他はボイ
ジャー可視画像のデータである.
( Hammel {\em et al.} 1989 )
-
図 5.
海王星大気の回転周期(上)と帯状風の緯度分布(下).
太い実線は長時間持続した大きなパターンの
動きから得られた
分布である(図 3 に対応).
Diamond,\times は 3 枚以上
の可視画像データから, Box,
+ は 2 枚の可視画像データ
から得られたものである.
( Smith {\em et al.} 1989 )
- 温度分布と風速分布との関係〜温度風バランス
-
図3.
温度風バランスによる風速の見積り
( Conrath {\em et al.} 1989 )
- 海王星大気の子午面構造
- 子午面温度構造
-
図 1.
海王星の子午面温度分布
( Conrath {\em et.al}, 1991 )
-
図 2.
温度風バランスによる風速の見積り
(上図)と雲の動きから得
られた風速分布(下図).
1000 mb での風速を 0 として計算し
てある. 負の領域にハッチがしてある.
( Conrath {\em et al.} 1991 )
- 海王星大気の放射エネルギー収支
- 全球放射収支
-
図1.
王星大気の放射エネルギー収支に関する基本的な数字
( Pearl {\em et al.} 1991 )
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履歴 96/07/22 中野英之