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[dennou-ruby:001716] [ANN] Dennou Ruby Seminar/Workshop
堀之内です。他のMLにも流しましたが、3/24-25 の案内です。
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** 第3回電脳davis Ruby セミナー/ワークショップへのお誘い **
3月24日(水)-25日(木)に標記のセミナー/ワークショップを開催します。
地球・惑星の流体データの解析・可視化等に Ruby という言語を活用し
ようという集まりです。さらに gtool4 入出力ライブラリーに関するワー
クショップも併催します。
(ホームページ http://ruby.gfd-dennou.org/index-j.htm)
初日(24日)に、初心者・中級者向けのチュートリアルセミナーを行いま
す。各自が持ち込んだパソコンによる実習を通じて、利用法に慣れ、何
ができるかを知って頂きます。奮ってご参加下さい。参加は自由ですが、
LANポートの用意の都合上凡その人数を把握しておきたいので、参加を
希望される方は、なるべく堀之内までメールを下さるようお願いします
(「できれば参加したい」といったことで結構です)。内容は下記をご
参照下さい。ワークショップも参加自由ですので、お気軽にご参加下さ
い。
● 概要
* 日程: 2004年3月24日(水)-25日(木) (2日間)
* 場所: 東京大学理学部3号館(本郷)
3/24: 320号室(大教室)
3/25: 326号室
* 交通案内: http://www.u-tokyo.ac.jp/gaiyou/5657.htm
* 3号館の場所: http://www.u-tokyo.ac.jp/jpn/campus/map/map01/a02-j.html
● 日程
* 3/24 9:30-11:30 gtool4 入出力ライブラリーに関するワークショップ
* 3/24 11:50-13:00 必要な人のみ: 電脳 Ruby セミナーで使う資源の
インストール -- 弁当持ち込み可
* 3/24 13:00-18:30 電脳 Ruby セミナー
* 3/24 19:00- 晩飯
* 3/25 9:20-18:30 電脳 Ruby ワークショップ
● プログラム (incl. セミナーに関するお知らせ)
# 3月24日
9:30-11:30 gtool4 入出力ライブラリーに関するワークショップ
* 「gtool4 プロジェクトの背景とその野望」 小高正嗣(北大理)
(内容はdcpam, dcchart, gtool4 などなどを含めた全体像の概説)
* 「gt4f90io の紹介」 森川靖大(北大理)
* 「gt4f90io の使用例 --SPMODEL の場合--」 小高正嗣(北大理)
11:50-13:00 電脳 Ruby セミナーで使う資源のインストール(必要な人のみ)
* 各自持参のPCに電脳Ruby資源をインストール(弁当持ち込み可)
チューター: 高島久洋、小石和成(京大RASC)。
対応OS:linux, windows (windowsの場合はcygwin利用 -- cygwin を
使わず VC++ でコンパイルした版も利用可能ですが、当日の対応は
難しいので、事前のインストールをお願いします)。なお、当日は
LANの混雑が予想されますので、参加者はできるだけ下記サイトを参
考に事前にインストールしておくことをお勧めします(一部だけでも)。
Macの方は、恐らくなんとかなると思いますが、自力でお願いします。
電脳Rubyホームページ(日本語版):
http://ruby.gfd-dennou.org/index-j.htm
--> メニューの「インストールガイド」をクリック
linux をお使いの方は rpm や deb パッケージがあります
また、少し動作不安定ですがソースからの「一括インストー
ラー」もあります。当日までにさらに便利になっているか
も知れません。
LAN について:
dhcp で 無線及び有線LANが利用できます。有線の場合、LANケーブ
ルはある程度用意しますが、持参して頂くと確実です。
13:00-18:30 電脳 Ruby セミナー
時間配分はその場で様子をみながら決める。
講師:西澤誠也(京大理)、高橋憲義(京大理)、堀之内武(京大RASC)
* ごくらく電脳ruby (irb,irbsh,narray,dcl) [高橋]
* らくらく電脳ruby (例外等 Ruby Tips,narray_miss,ssl2) [西澤]
* GPhys -- NetCDF,GrADS等の自己記述型データ取り扱いの基礎 [堀之内]
* gave -- グラフィカルユーザーインターフェースを用いた解析&可視化 [西澤]
「ごくらく」では、ruby を使うのは初めてという方を念頭に、
ruby 自体の使い方を簡単に説明し、多次元配列やグラフィックの
初歩を体験して頂きます。
「らくらく」は欠損値の扱いや数値計算ライブラリーの利用法に関す
る話題に加え、「例外処理」等、rubyを使っていく上で活用したい
機能を紹介します。
「GPhys」は主に NetCDF 及び GrADS 形式のデータを扱う基礎的な
ライブラリーです。これを使うと(アプリケーションとしての)
GrADS と同等の手軽さで、GrADSより柔軟にデータ解析・可視化がで
きます。
「gave」は GPhys を用いたグラフィカルユーザーインターフェース
です。マウス操作だけで、簡単なデータ解析、図示やアニメーション、
作図ソースコード生成が出来ます。
# 3月25日
9:20-18:30 電脳 Ruby ワークショップ
* 9:20-10:00
Dennou Ruby プロジェクトの現状サマリー 堀之内武
* 10:00-10:30
単位ライブラリー Units について 豊田英司(気象庁)
* 10:30-11:10
GPhys(格子点データ取扱基礎ライブラリー)の最近の進展 堀之内武
* 11:10-11:40
GrADS 形式のデータの扱いについて 水田亮(気象研)
昼休み
* 13:00-13:40
GtkとDCLについて 高橋憲義
* 13:40-14:20
gave(格子点データ解析可視化GUI)の内部構造 西澤誠也
* 14:20-15:00
gave/GPhys を用いた気候図の作成 塚原大輔(北大理)
* 15:00-15:40
glade (GUI開発をGUIでするためのソフト)のデモ 西澤誠也
* 15:50-16:20
パッケージについて -- debian 小高正嗣
(+ その他のパッケージについて -- 西澤)
* 16:20-16:50
dRubyを使った遠隔データの解析可視化 堀之内武
* 16:50-17:10
RDの紹介(ドキュメントはこう書こう) 堀之内武
* 17:10-17:50
fortran90を用いたお手軽 grid model 構築ツールgmsの開発 中野満寿男(九大理)
* 17:50-18:30
ディスカッション -- 電脳 Ruby の今後