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[dennou-ruby:001767] DODS
- To: dennou-ruby@xxxxxxxxxxx
- Subject: [dennou-ruby:001767] DODS
- From: Takeshi Horinouchi <horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Tue, 08 Jun 2004 00:13:51 +0900
堀之内です。
DODSを使ってみました、という話。
RubyNetCDF において、通常の NetCDF ライブラリーの代りに DODS
(http://www.unidata.ucar.edu/packages/dods/) 対応の NetCDF ライ
ブラリーを使うテストをしてみたところ、うまく行きました。いずれ、
DODS対応 NetCDF がインストールされていればそれを使うというふうに
したいのですが、dcl-config とかに相当する dods-config といったコ
マンドが今のところないので、現時点では見送りました。逆に言えば、
ちゃんとリンクすべきライブラリーを configure さえできれば、現時
点でも DODS 対応 NetCDF が使えます。config コマンドに関しては
DODS 作者に依頼しました。乗り気ではあります。
ということで皆さんのお手元では動きませんが、ファイル名のかわりに
DODSサーバー上のデータの URL を与えます。例えば以下のように図が
書けます(実際に動いたスクリプトです)。
--- ここから ---
require "numru/ggraph"
include NumRu
sst = GPhys::IO.open('http://www.cdc.noaa.gov/cgi-bin/nph-nc/Datasets/reynolds_sst/sst.mnmean.nc','sst')
DCL.gropn(1)
DCL.sgpset('lcntl',false)
DCL.uzfact(0.6)
GGraph.contour(sst) # 図 1 枚目 (lon-lat断面)
GGraph.contour(sst.cut('lon'=>130)) # 図 2 枚目 (lat-time断面)
DCL.grcls
--- ここまで ---
普通と違うのは、ローカルなパスの代りに URL を使っていることだけ
です。なお、もちろんDODS対応版でもローカルなファイルも処理できま
す。
西澤さま:
gave のファイル名入力窓でも、URL を入れたらそのまま
GPhys:IO.open に渡すようになっていればOKです。