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[dennou-ruby:001880] GPhys::EP_Flux residual( Re: )



堀之内様
Cc: dennou-ruby

塚原です. GFD セミナーから帰って参りました. 

一週間も前の話で申し訳ありません. GPhys::EP_Flux の residual circulation
が変問題です.

> > それ以外での reidual circulation の分布は、概ねよさそうなんです
> > が、熱帯上部対流圏のハドレー循環上部に対応するところで、上下の矢
> > 印ばかりが目立って、南北の流れが弱いのが気になります。流線関数を
> > 描いたら、対流圏で閉じる部分が極端に少なそう。
> > 
> > 林さん、どう思います? (塚原君、林さんに図を見せてください)
> > 中高緯度は結構それらしいんで、計算間違いというわけではないかもし
> > れませんが、気になる。

GFD セミナー中に飛び込みで林さん他 GFD セミナー参加者の皆様に見てもらいました.
# ついでに GPhys::EP_Flux の宣伝もしてきました. ;-)
皆さん堀之内さんと同じ意見でした. ただ, 普通の(residual じゃない) v, w をプロ
ットしたところきれいに見えたので, bug の見直しをしては,  ということになり見直
しました... すみません. バグでした. (v* 中の v に w を使ってました..) 修
正したコードで出力させたものを表示するときれいに循環が閉じているように見えます.
電脳に修正したパッケージを上げました. 以下に該当部分を記述します.
お騒がせしました...

ep_flux.patch
===============
453c453
<       v_mean = gp_w.mean(lon_nm); w_mean = gp_w.mean(lon_nm)
---
>       v_mean = gp_v.mean(lon_nm); w_mean = gp_w.mean(lon_nm)
===============

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北海道大学院理学研究科 地球惑星科学専攻
地球流体力学研究室  M2  塚原大輔

email::daktu32@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
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> 堀之内様, 林様
> Cc: dennou-ruby
> 
> 塚原です.
> 
> # 返信遅れて申し訳ありません. 昨日は台風で一日家に閉じこもってまし
> # た. 親の車のバックガラスが割れて大穴空いてしまい修理に出したりし
> # てました. 生まれて初めて台風の被害にあいました.
> 
> 
> > お絵書きのデモとしては、divergence に色を付けて表示し、その上に
> > 矢印で flux を示すというのは如何?
> 
> 前にもそういっていただきましたね. そういたします. 
> 
> > ところで residual circulation ですが、南半球の高緯度が特に強いの
> > はエラーっぽいですね。南極の地面の下のデータもかなり使ってそうで
> > すし。その辺り、後から欠損にするとか、面倒なら70Sより南は表示
> > しないというのがいいのでは?
> 
> そうなんですよね. 地面の下のデータっていうのが結構邪魔だなぁーと
> dcchart のお絵描きとかしてて思いました. dcchart で提供する月平均値
> は地面下は欠損にしているのですが, daily データはいかんせん大きいの
> で欠損値を埋める手間がかかるので, 現在してないんです.
> デモ的には 70 S より南は表示しないというのがいいかもしれません.
> 
> > どのみち residual circulation は地面付近はよろしくないので 850
> > hPa ぐらいより下は表示しなくていいんでは? (つまり、
> > .cut(-70..90,850..100) ぐらい)
> 
> あ, そうなんですか. 岩崎さんの論文に書いてあるのでしょうか? チェック
> しないとなぁ...(これは修論に向けての個人的 ToDo)
> 
> > それ以外での reidual circulation の分布は、概ねよさそうなんです
> > が、熱帯上部対流圏のハドレー循環上部に対応するところで、上下の矢
> > 印ばかりが目立って、南北の流れが弱いのが気になります。流線関数を
> > 描いたら、対流圏で閉じる部分が極端に少なそう。
> > 
> > 林さん、どう思います? (塚原君、林さんに図を見せてください)
> > 中高緯度は結構それらしいんで、計算間違いというわけではないかもし
> > れませんが、気になる。
> 
> 適宜画像にしたものを公開しますので, そのとき林さんに見ていただきます.
> 
> > それはともかく、residual circulation は exp(-z/H) を掛けた
> > ら非発散になりますので、質量流線関数が定義できます。
> 
> こちらも実装します. ところで質量流線関数に限らず温度<=>温位の変換
> メソッドなど, EP Flux の計算以外でも結構使えるであろう関数は別の
> モジュールにまとめてみては, と思っています. 例えば NumRu::Met の
> GPhys 版にそれらをまとめてみてはどうかと思うのですが, いかが思いま
> すか? 純粋に温度から温位を計算したい, っていうときに
> GPhys::EP_Flux::to_theta... を呼び出すのは, ちょっと抵抗があるので.
> もちろん将来的にです. 今はデモプログラムやチュートリアルの作成を
> 優先します.
> 
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> 北海道大学院理学研究科 地球惑星科学専攻
> 地球流体力学研究室  M2  塚原大輔
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> email::daktu32@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx