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[dennou-ruby:002243] Re: Ruby/GSL 1.6.3 preview



豊田です。

GNU plotutils っていうか、互換の SunOS 4.1.3 の libplot.a 
ですが、私10年くらい前に使いました。

> graphコマンドは、
> GNU plotutils
> (ライブラリ)をコンパイルしたときに作られる、
> libplot.a
> の一種のサンプルプログラムのようなものです。

これって毎行 x, y の対を読み込んで、折れ線グラフを描くの
ですよね。

以下、好事家のみに意味のある情報で恐縮ですが。

電脳風な言い方だと、libplot.a の C 関数としてのインター
フェイスは「塗りつぶしができなくて画面サイズの取得もでき
ない SWPACK」といったところです。線引けるだけ。色なし。
画面が縦長か横長かではみ出すかどうかは運次第。

多様なデバイスのサポートがちょっと面白かったですね。テク
トロ出力をする lib4014plot.a と文字端末で無理やり画面を
書く libasciiplot.a とか、いろいろのライブラリでリンクし
分ける方法がひとつ。それでは嫌な人は libplot.a をリンク
すると端末に非依存のバイトストリーム(メタファイルですね
)が出てきて、これを plot(1) というフィルタに食わせると
描画してくれる。plot は TERM だか何だかの環境変数を見て
出力を切り替えるのでなかったかな。おそらく curses みたい
に進化させるつもりだったのが、その途中で X が登場して化
石になったみたいな格好でした。

Sun では GNU と違って X にプロットできなかったのですが、X 
にプロットするライブラリが流通したりしていました。