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[dennou-ruby:002814] Re: OSC2007
- To: dennou-ruby@xxxxxxxxxxx
- Subject: [dennou-ruby:002814] Re: OSC2007
- From: GOTO Kentaro <gotoken@xxxxxxxxxxx>
- Date: Tue, 10 Jul 2007 14:41:51 +0900
Masaki Ishiwatari wrote, on 2007/07/10 11:00:
>>> Haskell使っている人います.なんかすごいんだろうか?
>> うーん. 正直言って, 私のレベルではどうすごいのか, ほとんど理解できませ
>> んでした (どう良くてどこが悪いとかの判断ができなかった). 講演者の方が
>> Haskell にとても傾倒しているんだなぁ, ということは分かったのです
>> が. ^^; 和やクイックソートを Haskell で書くとすっきり書けるのだ, といっ
>> て例を見せてくれて, 確かにすっきり書けていた気もするのですが, それが
>> Haskell の一番良いところってわけでもないんだろうし...
>>
>> 肝心なところがノーインフォメーションですいません m(_ _)m
>
> 私もさっぱりわかっておりませんが, そのHaskell に傾倒している
> 人にちょっと話をきいたところ, Haskell では全てのものが関数
> である, 式は式のように書ける, 型の定義が柔軟である, などのよう
> なことを言っておられました. 確かに, もしかするとすごいのかも
> しれませんが...
そうですねえ、Haskell のユニークかつ便利だと思うところは、
* 引数のパターンマッチ (Mathematica みたいなやつ)
* レイアウトルールと呼ばれる文法規則の並存 (これは他にしらない)
10年前と比べて処理系も安定したしアプリケーションも豊富ですから
関数型言語の中では比較的とっつきやすい部類に属すと思います。
関数型言語は計算機科学者が好みがちな「難しいことを計算機にさせる」
というテーマを実現しているジャンルでして、関数型言語で書けば
すごく綺麗に短く書けるというような問題の例はいろいろあるとおもいます。
むかし Dave Thomas が一年にひとつ言語を勉強しようといっていましたが、
そういう視野を広めたいときに勉強する価値が十分あります。
#あ、石渡さん osc-do ご苦労様でした。
ごとけん