堀之内です.
(まだ試してないですが)数式やテキストファイルが手軽に
表示できるのは gnuplot 的でいいですね.
一点,できれば注文させてほしいことがあります.
qv("T.nc@T") # netCDF ファイルを一発で可視化できる
その昔は @ で区切ったりして gpview は確かそうなんでしたっけ.
でも,よければこの部分は / 区切りにして貰えるとよいと思いま
す("T.nc/T" にするということです).
そのほうが @ より包含関係が直感的にわかりやすいですし,
HDF やNetCDF4におけるファイル内のディレクトリ構造の概念にも
整合的だったりします.GDir (irb_ggraph.rb で利用)や Gfdnavi
ではそのように扱ってますので,/ 区切りです.
# gtool4時代に @ 区切りに加担したような記憶もあり,gpurl の
ときもこれでよしとしまいましたが,私の中では過去の過ちという
認識になってます.
電脳 Ruby の皆様
納多です.
初級者やクイックルックしたいとき向けに
以下のライブラリを作りました.
打ち込んだ数式のおまかせプロットもできます
(eval に丸投げしただけですが).
(Library) GPhys オブジェクト作成支援ユーティリティ
http://davis.gfd-dennou.org/rubygadgets/ja/?%28Library%29+GPhys+%A5%AA%A5%D6%A5%B8%A5%A7%A5%AF%A5%C8%BA%EE%C0%AE%BB%D9%B1%E7%A5%E6%A1%BC%A5%C6%A5%A3%A5%EA%A5%C6%A5%A3
使い勝手は以下のようになります.
# 多次元の数式はまだ安定性がいまひとつです.
require 'gphys_io_util'
qv("T.nc@T") # netCDF ファイルを一発で可視化できる
qv("test.dat@1,2") # テキストファイルも一発
qv("x**2 + y**2") # 数式もおまかせ
qv("x**2 + y**2", 2) # 装置番号も指定できる
qout("x**2 + y**2", 'hoge.nc') # 一発で netCDF ファイルにも保存
gp = qopen("x**2 + y**2") # もちろん GPhys オブジェクトにも出せる
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納多 哲史 (Satoshi Noda)
神戸大学 大学院理学研究科 地球惑星科学専攻 D3
E-mail: noda@xxxxxxxxxxxxxx
堀之内 武
北海道大学 地球環境科学研究院 地球圏科学部門
〒060-0810 札幌市北区北10条西5丁目