U座標系で描画するためには,
sgfrm を呼んだ後でかつ描画をはじめる前に
変換メソッド(元関数)を決めるパラメータを指定しておかなければならない.
指定すべきパラメータは座標系によって異なるが,
主要なパラメタはすべて sgpget/sgpsetによって管理されている.
ただし, sgpget/sgpsetは単に掲示版の役目をしているだけなので,
設定したパラメタの値は, 変換メソッド(元関数)を確定するルーチン
sgstrf を呼ぶことで有効になる.
変換メソッド(元関数)のパラメタを1つ1つ設定するのは面倒なので,
まとめてパラメタを設定するルーチンが用意されており,
普通はそちらを使ってパラメタの設定を行なう.
具体的に変換パラメタを設定するにはsgfrm のあとで次のように
コーディングする.
直角座標系
NumRu::DCL.sgsvpt(vxmin,vxmax,vymin,vymax) NumRu::DCL.sgswnd(uxmin,uxmax,uymin,uymax) NumRu::DCL.sgstrn(itr) CALL sgstrf
直交座標系
NumRu::DCL.sgsvpt(vxmin,vxmax,vymin,vymax) NumRu::DCL.sgssim(simfac,vxoff,vyoff) NumRu::DCL.sgstrn(itr) CALL sgstrf
地図座標系
NumRu::DCL.sgsvpt(vxmin,vxmax,vymin,vymax) NumRu::DCL.sgssim(simfac,vxoff,vyoff) NumRu::DCL.sgsmpl(plx,ply,plrot) NumRu::DCL.sgstrn(itr) CALL sgstrf
これらのパラメタは 変換メソッド(元関数)を確定するルーチン sgstrf が
呼ばれる前であれば, どのような順番で指定しても構わない.
変換メソッド(元関数)名または略号を指定して, 変換メソッド(元関数)番号を返すメソッド(元関数)も用意されている.