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DCL:MATH1:FNCLIB : 基本メソッド(元関数)(最大整数, 剰余など):メソッド(元関数)の説明
4.3.1 igus
- 1.
- 機能
与えた実数を越えない最大の整数を求める.
- 2.
- 呼び出し方法
return_value = NumRu::DCL.igus(rx)
- 3.
- パラメーターの説明
rx |
(R) |
調べる実数値. |
igus |
(I) |
最大の整数
[rx] メソッド(元関数)値. |
- 4.
- 備考
- (a)
- FORTRANの組込み関数INT(X)は,
xの値の小数点以下を切り捨てた値,
つまり
| x | ≧ 1 ならば | x |
以下の最大の整数にxと同じ符号をつけた値,
| x | < 1ならばゼロを返す.
たとえばINT(4.5)=4, INT(-4.5)=-4 である.
いっぽうigusは,
たとえばreturn_value = NumRu::DCL.igus(rx)=-5となる.