DCL:MATH2:shtlib : 球面調和メソッド(元関数):メソッド(元サブルーチン)の説明
スペクトルデータに対してラプラシアンを演算する.
球面調和メソッド(元関数)展開
(4.13)
に対して、水平Laplacian
(4.14)
を作用させると, 球面調和メソッド(元関数)の性質から,
(4.15)
となる. そこで,
(4.16)
を導入すると,
(4.17)
と表せる. また, 逆に
(4.18)
であるとき,
(4.19)
を導入すると,
と表せる.
(4.20)
本メソッド(元サブルーチン)は, ind=1の場合はAmnから を,
ind=-1の場合はAmnから を計算するものである。
b = NumRu::DCL.shtlap(mm,ind,a)
mm (I) 入力. 切断波数(M). ind (I) 入力. ラプラシアンの演算形式を指定する(上記定 義を参照). a (R) 入力. Amnが格納されている配列(長さおよび並び 方は shtnmlを参照). b (R) 出力. Bmnが格納る配列(長さおよび並び 方は shtnmlを参照).